衛星デジタルラジオサービス秒読み〜トヨタ、ホンダも採用か!?

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アメリカの自動車向け衛星デジタルラジオ会社『シリウス・サテライトラジオ』は13日に都内で会見し、今年末からアメリカでスタートするサービスの概要などを明らかにした。

衛星デジタルラジオは、CD並みの音質による音楽放送や、ニュースなど、約100チャンネルのコンテンツを月額約9ドルで楽しめるのが特徴。市販の受信機は300〜500ドルの範囲になる。また、携帯電話事業者などと提携し、事故など緊急時の自動警報や車内からの電子ショッピング計画なども進行中という。

ただ、「日本で記者会見するからには、日本市場での事業計画があるのか」と同社副社長のダグ・ウィルスターマン氏に聞くと、キッパリ「No!」と言われてしまった。同氏は「受信機を製造するケンウッドやアルパインなど、日本の音響メーカーとの打ち合わせが来日の目的」と話したが、トヨタなどとの接触もあったのではないか、との観測もある。アメリカではすでにダイムラークライスラー、フォード、BMWと提携し、受信機をメーカーオプションで組み込むようにするほか、各社専用のデータサービスも計画中だ。

ウィルスターマン氏は「個人的な見解」と断った上で「年内にはトヨタ、ホンダと提携で合意するかもしれない」とも語った。

《編集部》

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