アメリカンホンダはGMが行っているトレードエクスチェンジというオンラインでのパーツ供給ネットワークへの参加を呼び掛けられていたが、とりあえず態度を保留とすることを決定した。
ホンダの吉野社長は「こうしたプログラムが現在本当に必要なのかどうか、まだ懐疑的」とコメントした、と伝えられている。詳しい理由として挙げられたのが、こうしたメーカー共通のオンラインネットでまかなわれるようなパーツを使って作ったクルマにメーカーの独自性、面白みがあろうはずもない、ホンダのクルマはユニークで他が追随できない存在を目指す、という点。
ネットワーク参加を事実上断られたばかりか、「オンラインでまかなえる共通の部品を使ったGMのクルマは退屈」とはっきり突き付けられたような形の、GMからのコメントは現在のところ出ていない。