三菱電機は14日、高画質カラーCCDを用いたバックモニターカメラを3月1日から発売することを発表した。同社のバックモニター用CCDカメラは、これまでも大型トラックなど、主に業務用に使用されていたが、今回の製品ではカラーCCDを採用、転送信号もデジタル化することで高画質を実現、対象ユーザーを一般向けにまで拡大、価格も従来品より安くしている。
業務用トラックなどに搭載されることが前提のため、CCD自体の信頼性も非常に高く、耐振性、対衝撃性、耐水性など、過酷な環境に耐えうるだけの性能を保持おり、製品自体の耐久性は抜群だ。
三菱電機はスピード違反の取締機(オービス)や、ナンバー読み取り機(Nシステム)、さらには地対空ミサイル用のカメラなど、警察・自衛隊用途へのCCD搭載商品も開発しており、今回のバックモニターカメラには、それらで蓄積された技術が惜しみなく発揮されている。
価格は、カラーCCDを搭載したカメラに、液晶モニターと配線などを合わせ、16万6500円。