電動パワーアシストサイクルとして、センセーショナルなデビューを果たした『ラクーン』のデビューから早くも2年となるが、ホンダは4日に後継モデルとなる新型ラクーンを発表した。
今回のフルモデルチェンジでは、パンクに強い「タフアップチューブ」を自転車としては世界で初めて採用するモデルなども設定、これまでのモデルよりも使い勝手の良さを向上させている。
今モデルではフレームの設計を一から見直し、従来モデル比で3.5kg低減させ、25.5kgとし、電動モーターを内蔵したアシストユニットやバッテリーを中央部に配置、全体の重量バランスを良くすることで操縦性を安定したものに変えた。
価格は従来モデルより最大で9700円値下げすることで、結果として8万円の大台を切り、これは同種のアシストサイクルの中では最廉価となる。
タイヤサイズ別に「ラクーン24」と「ラクーン26」の二種が用意され、それぞれが7万9800円。タフアップチューブタイヤ装備のモデルは1万円高となり、各モデルに共通だが、専用の充電器1万円も別途必要だ。