運輸省は、日本バス協会、全国乗用自動車連合会などの団体に対して、運転中の携帯電話の使用とカーナビの注視による事故防止の通達を出した。今月から改正道路交通法が施行されたため、プロドライバーである事業者が事故をカーナビや携帯電話を原因とした事故を起こさないに注意を促した。
11月から施行された改正道路交通法で、運転中の携帯電話の使用やカーナビの注視が禁止された。禁止事項に違反した場合、基本的に即座にキップを切ることは無いが、事故を起こした場合やその危険があった場合は取り締りの対象となる。
運輸省では、所管しているトラックやタクシーなどの事業用自動車が、プロのドライバーとしてこれらの規制に違反しないよう通達を出して注意を促した。通達はバス協などのほか、全国個人タクシー協会、全日本トラック協会、各地方運輸局整備部、沖縄総合事務局運輸部などにも出された。