来年4月からの介護保険制度を前にした福祉輸送サービス事業の促進や整備新幹線、空港整備などを要求した。要求額は公共事業費2609億円、行政費216億円。11月中旬ごろには補正予算が固まる見込み。
自動車関係では、介護保険制度の開始をにらんでリフト付ワンボックス型タクシーの導入補助金2億円を予算要求する。本格的な高齢化社会を前に、介護施設などへのドア・ツードアの輸送体制を緊急整備する。
また、環境負荷の低減と高齢者の移動を円滑にするため、低公害ノンステップバスの導入に2億円の予算を要求する。低公害とノンステップを兼ね揃えたバスの購入に補助金を支給して低公害ノンステップバスを普及させる。