ストラーダ『HS400』のエンターテイメントバンク機能を使うとしたなら、実際には動画よりも音楽が中心になるのではないだろうか。音楽ファイルをハードディスク(HDD)にコピーして、ジュークボックスにしてしまうというのはHDDナビの醍醐味といえる。
オンダッシュモニターと変わらないサイズの筐体に16GBのHDDを搭載した『HDX300』の衝撃的な登場から1年半。そのコンセプトを引き継いだ後継機、そしてストラーダシリーズとしては初のHDDナビとなる『ストラーダ HS400』がついに登場した。
ストラーダ『HS400』はSDカードを使うことで音楽や写真、そして動画の再生も可能とする「エンターテイメントバンク」という機能を持っている。動画に換算した場合では最大で約276時間もインストールできる勘定だ。
今回発表された『CN-HS400D』と、6月に発売を予定しているストラーダのハイエンドモデルとなる『CN-HDS900』シリーズではタッチパネルインターフェイスが採用されているものの、前面ハードウェアキーについては数が減り、二つだけになった。
ストラーダ『CN-HS400D』の地図は、これまでのストラーダシリーズ以上に視認を重視したものとなった。メディアにDVDを使う従来のタイプよりも、容量に余裕があるため、多少の遊び心もプラスしたことが特長だ。
従来モデルでもSDカードを使い、本体内HDDにMP3形式の音楽ファイルをコピーし、それを再生することが可能だった。しかし、『CN-HS400D』では音楽ファイルだけではなく、MPEG4形式の動画や、JPEG画像など静止画にも対応するようになっている。
パナソニック『CN-HDX300D』(youナビ)は、6.5型モニターを備えたオンダッシュ型筐体に16GB容量のハードディスク(HDD)を内蔵した初のポータブルHDDナビだった。2002年11月の販売開始から15カ月、後継機種となる『ストラーダCN-HS400D』が発表された。
パナソニック・オートモーティブシステムズ社(PAS社)は7日、カーナビゲーション、「ストラーダ」シリーズのハイエンドモデルとなる『CN-HDS950MD』など3機種を発表した。
『DS100』はクルマ間での使いこなしができるだけではなく、オプションのACアダプターと組み合わせることで室内に持ち込んで使うことができる。そこでゆいがチャレンジしたのは、ガイドブックに載っていないナマの情報を収集するということ。
DS100は若い女性もターゲットユーザーとしているだけあって、簡単で使いやすいのが最大の特長だ。DS100がどんなに使いやすいか、そしてどこでも道案内してくれるキカイがいかに素晴らしいものか」教えなくてはいけない。
『DS100』にはETC(ノンストップ自動料金収受システム)が利用できる高速道路や有料道路の料金所に関するデータが収められている。ポータブル型であるため、ETC車載機と直接連動する機能はないものの、あらかじめ「3Dハイウェイ入口案内を表示する」、「ETC拡大図を表示する」という設定にしておけば、料金所入口の風景イラストや、その後に続くETCレーンの表示を行ってくれる。
『DS100』に対応した別売オプションラインナップの中で、自立航法ユニットとともに気になっていたのはVICSビーコンユニット。これをプラスすることで、DS100でもルート案内中に発生した渋滞を積極的に回避してくれる「スイテルート案内」(DRGS)が使えるようになる。
『DS100』が編集部にやってきてから、早くも2カ月が過ぎようとしている。ポータブルナビを本格的に使った経験というのはこれまでに一度もなかったことから、使い始める前には「できることは限られているのでは?」とか、今からしてみればDS100の実力を軽視していたことは正直なところ否めない。
カーナビには取り付けする環境やユーザーの目的に応じて、いくつか種類がある。一般的に「カーナビ」と呼ばれるのは本体とモニター部が分かれたハイダウェイ型や、2DINインダッシュのAVN一体型。ストラーダ『DS100』はこのふたつとはとは異なり、ポータブル型と呼ばれるタイプだ。
『DS100』はストラーダシリーズの中ではエントリーモデルに位置する。とはいえ、地図やデータベースを含めたソフトは上級モデルの『DS150』や『DS250』と同種で、ポータブル機であるために3Dジャイロ、そしてCD再生機能などハードの一部機能が簡略化されている。