「地上デジタルチューナーを標準装備」という思い切った戦略で、夏商戦を乗り切ったパナソニック。
最近のポータブルオーディオ市場の中で、隠れた成長勢力になっているのが携帯電話のデジタル音楽再生機能だ。この音楽ケータイの代表的なもののひとつが、パナソニックグループが力を入れる「SDオーディオ」だ。もちろんストラーダ「Fクラス」もSDオーディオ対応である。
過去の渋滞情報をもとに、これからの渋滞を予測する「渋滞予測システム」は、市販カーナビでも過去の渋滞情報をHDDに搭載する“ストレージ型”で渋滞予測システムのキャッチアップを行なっており、ストラーダFクラスにも「渋滞データバンク探索」が搭載されている。
世界的な『iPod』ブームの中で、「クルマでiPodを楽しむ」スタイルは、北米のみならず日本でもかなり定着してきた。カーオーディオやカーナビのiPod対応は“もはやあたりまえ”の機能だ。
市販カーナビといえば、ちょっと前まで地図の種類の多さや派手さを競い合っていた。とくに3D表示地図では、建物がどれだけリアルに再現できるか、スムーズに表示できるかで各社がしのぎを削って実装している売りの機能だ。
今年のストラーダのセールスポイントは、何をおいても「地上デジタル放送標準対応」だろう。最上位クラスの「Fクラス」はもちろん、スタンダードクラスにも地デジ標準対応モデルを用意。他社製カーナビで「本体+地デジチューナー」を買うよりもお得なプライスタグがぶら下がっている。
1台のクルマを夫婦で共有。平日は妻がアシ代わりに使い、休日は家族でショッピングやドライブに行く。都市近郊に住むファミリー層ならば、このようなカーライフスタイルが多いのではないだろうか。
松下電器産業は地デジ用チューナーを4基内蔵することで、今までの約1.8倍にまで受信エリアが広げられる車載用12/ワンセグ対応地デジチューナーをCEATEC JAPAN 2006に参考出品した。
パナソニック・オートモーティブシステムズ社(PAS社)は12日、同社製カーナビ「ストラーダ」シリーズのうち、価格帯20万円台前半の普及モデルとして位置づけられる『HDS625/635』を発表した。625がMD無しモデル、635がMD付きモデルとなる。
松下電器産業のパナソニック・オートモーティブシステムズ社は、アナログチューナーに加え、12セグ/ワンセグ対応地上デジタルチューナーを標準装備した『CN-HDS635TD』『CN-HDS625TD』やHDDカーナビステーション『ストラーダ』6機種を発売すると発表した。
地上デジタル放送への対応は前述しているが、これ以外にもパナソニック『ストラーダHDS960』のAV対応能力は優れている。
カーナビとしての機能についてもパナソニック『ストラーダHDS960』はさらに磨きを掛けてきた。『HDS630』に採用された「簡単ツートップメニュー」をFクラス用にチューン。
オートバックスセブンは、「地上波デジタル放送に関する意識調査」を実施してその結果をまとめた。調査の結果、自動車で地上波デジタル放送が受信できることを知っている人は90%以上で、現時点でチューナーの購入を検討している人は30%にとどまった。
松下電器産業のパナソニック・オートモーティブシステムズ社は、車載用としては業界唯一となる地上・BS・110度CS対応デジタルチューナーに、地上デジタル・ワンセグの受信機能を搭載した「ストラーダ」地上・BS・110度CS対応デジタルチューナー『TU-DTV200』を6月1日から発売すると発表した。
パナソニック・オートモーティブ・システムズ社は11日、同社製カーナビゲーションのハイエンドモデルとなる「ストラーダFクラス」3機種を発表した。すべてのモデルで地上デジタルチューナーを同梱するなど、AV面の強化を図っている。