
ロンドンでロードプライシング開始---東京プランはどうなった?
17日からロードプライシング制度がスタートしたイギリス・ロンドン。東京都でも2001年6月に学識経験者による独自の構想がまとめられ、「2003年度以降の早期実施を目指す」とされていた。ただ、正式な実施時期は決まっておらず、都はパンフレットなどを作成して都民や運送事業者への理解を深めている段階だ。

ケータイで待ち時間のイライラも解消---「都バス運行情報」
東京都交通局では、都営バスの接近状況や運行状況を、携帯電話やパソコンなどから知ることができるサービス「都バス運行情報」を1月6日より本格的に稼働した。このサービスは2002年12月中に試験的運用を初めていたが、好評だったため多摩地区を除く都区全路線にサービスを拡大した。

外環道、地下40m以下に建設へ---国交省らが検討
国土交通省、東京都は、外かく環状道路の練馬〜世田谷間(16km)を地下40m以下に建設することで合意した。近く地域住民などで構成する協議会に提案する。2001年に施行された「大深度地下利用法」を適用し、用地買収や移転補償などをせずに建設する。

東京都のディーゼル車規制はナンバーの画像解析で行う---排ガスオービス!?
東京都は26日、環境確保条例に基づいて来年10月から実施予定のディーゼル車規制で使用する画像解析システム導入事業費(5300万円)を平成15年度(2003年度)予算に盛り込んだことを明らかにした。

東京都、ディーゼル車排ガス規制関係に85億円投入
東京都は、来年度予算で重点的に実施する22事業を決めた。来年10月に始まるディーゼル車排ガス規制関連には85億円を投入する。

7都県市首脳会議「ディーゼル車対策推進本部」設置
首都圏の1都3県の知事と3政令指定都市の市長による「7都県市首脳会議」は、「ディーゼル車対策推進本部」を設置することで合意した。来年10月から1都3県で実施されるディーゼル車規制を確実に実施するための体制。

「涼しい」と「静か」を両立させよ---国と東京が新道路プロジェクト
国土交通省と東京都は「環境舗装東京プロジェクト」をスタートさせる。今年度内に都内9カ所で路面温度抑制と低騒音効果を持つ路面をテスト的に舗装する。

アジアに広がれ排ガス対策の輪〜国際フォーラム開く
東京やソウル、香港などアジア大都市の排ガス対策に関する「自動車排出ガス対策フォーラム」が10日、東京都庁で開かれた。アジアの主要都市は経済成長などに伴い、都市化や自動車の増加が急速に進んでいる。各都市は対策情報などを交換しあい、排ガス対策の強化に役立てる。

アジアで広がる排ガス対策の輪---東京都
東京都などアジア12都市による「アジア大都市ネットワーク21」が「自動車排出ガス対策国際会議」&「自動車排出ガス対策技術展示会」を10月10日に東京都庁で開く。「自動車排ガス対策の世界的動向」をテーマに、インドの研究者が講演するほか、各都市の排ガス対策などが紹介される。

低硫黄軽油の夜明けはすぐそこまで---来月から都内で販売開始!!
東京都環境局は都内144ヶ所のガソリンスタンドが9月から低硫黄軽油の供給を開始すると発表した。硫黄分を現行の軽油の10分の1にあたる50ppm以下に減らした。区部105カ所、多摩地域39カ所のガソリンススタンドで来月2日から中旬にかけて順次開始の予定。