
ラルフ、グリッド降格なしに安堵……ハンガリーGP
ドイツGPでアクシデントを起こした張本人として、レース後スチュワードから次戦10グリッド降格ペナルティを科されたウィリアムズのラルフ・シューマッハ。チャンピオンウィリアムズ側はFIAに処分不服を訴え、FIAは罰金5万ドルのみを科すことを決定した。

F1は夏休みも動く……ラインナップ、佐藤琢磨、チームオーダー、タイトル
F1サーカスも夏休みで、GP開催間隔があいているが、業界動向がすべて止まってしまったわけではない。冷夏の日本、熱波のヨーロッパ、世界でおこったF1関連ニュースを総括する。

2004年シーズンは、カナダGPも消滅?
タバコ広告禁止の法制化により、2004年からカナダGPもカレンダーから姿を消す可能性が高くなった。1997年に発表されたタバコ広告の禁止。F1グランプリに限って7年間の執行猶予が付くはずだったが、先ごろ厳正化のため10月1日からの導入に前倒しされていた。

ウィリアムズ、アピールへ……ドイツGPでの衝突
ドイツGP終了後にラルフ・シューマッハに科せられたペナルティに対し、ウィリアムズが控訴する日程が決定した。ウィリアムズ側は8月19日にFIAの国際法廷にてアピールを行う。

トゥルーリ、シューマッハに怒り……ドイツGP
ドイツGPで白熱の2位争いを演じたルノーのヤルノ・トゥルーリとフェラーリのミハエル・シューマッハ。結果的にはトゥルーリが初表彰台を獲得、シューマッハはタイヤがバーストして7位となったが、トゥルーリは、オーバーテイクする前にミハエルがランオフエリアに落ちながらオーバーテイクしたのはルール違反だと非難した。

ラルフ、次戦10グリッド降格のペナルティ
ドイツGPレース後スチュワードは、ライコネン、バリケロをもリタイアに追い込んだアクシデントは避けられるものだったとして、ラルフ・シューマッハにペナルティを課すことを決定。次のハンガリーGP予選でのグリッドを10位下げることになった。

【F1ドイツGP】クラッシュ一部始終……FIAリポートとドライバーのコメント
3日、ドイツGPはスタート直後に上位3台がからむクラッシュが発生、3台ともリタイア、セイフティ・カーが導入された。クラッシュはラルフ・シューマッハ(2番グリッド、ウィリアムズ)、ルーベンス・バリケロ(3番グリッド、フェラーリ)、キミ・ライコネン(5番グリッド、マクラーレン)が横一列に並ぶような状態で発生した。

【F1ドイツGPリザルト】蒼い稲妻、白い疾走
1:モントーヤ(ウィリアムズ)/2:クルサード(マクラーレン)/3:トゥルーリ(ルノー)/4:アロンソ(ルノー)/5:パニス(トヨタ)/6:ダマッタ(トヨタ)/7:M. シューマッハ(フェラーリ)/8:バトン(B・A・Rホンダ)/9:ビルヌーブ(B・A・Rホンダ)

ベルギーGP復活か? タバコ広告規制に例外規定
タバコ広告規制によって今年のF1レース開催が見送られたベルギーGP(グランプリ)が2004年に復活する見通しとなった。ベルギーで、タバコ広告規制が適用されたため、自動車レースのF1世界選手権シリーズでは今シーズンの開催が日程から除外されていた。

【トヨタF1ドリーム】パニス、ホッケンハイムに手応え
イギリスGPでレース途中ながら1-2走行を果たし、両マシンとも完走を果たすなど、速さと信頼性、ともにアップししてきたパナソニック・トヨタ・レーシング。夏休み前最後のレースとなるドイツGP、ホッケンハイムはマシンの特性にも合ったサーキットとあって、チームも大きな期待を寄せている。