
異色の株主登場、フィアットも米国の敵になるのか
リビアのカダフィ大佐が、フィアットの株式2.004%を取得したことが明らかになった。カダフィ大佐は、1970年代にフィアットの株式15%を買収し、米国とイタリアの関係悪化で、株式を手放したことがあるだけに注目されている。

自動車部門の低迷でフィアット苦戦!! 9年ぶりの赤字転落へ
イタリア・フィアット社の2001年12月期決算は、自動車部門の低迷などで、売上高は前年比0.7%増の589億0600万ユーロ(約6兆7300億円)となったが、純損益が7億9100万ユーロ(約900億円)の赤字に転落した。フィアット社が赤字を計上したのは、1992年以来、9年ぶりのこと。

【ジュネーブショー2002出品車】フィアット『ウリッセ』MPV…すこし大きく
フィアットはPSAプジョー・シトロエン・グループと共同開発/生産するミニバンの『ウリッセ』をフルモデルチェンジ、ジュネーブ・モーターショーで発表する。PSAとの協力体制は新型でも変わらない。

【読者情報】フィッアット『ムルティプラ』日本導入近し! スペックはこうだ!!

【新聞ウォッチ】トヨタ「課長」をカイゼン、ヒラメ型人間を排除

【フィアットが危ない】GMは支援せず? 緊急増資に引き受け手はいるのか
販売低迷から深刻な経営危機に陥っているフィアットは、10億ユーロ(約1100億円)の緊急増資を実施すると発表した。増資は一般に売り出す新株を1株15.5ユーロで発行する予定。GMは助け舟を出さないようだ。

【フィアットが危ない】ロベルト・テストーレ社長解任、国内外の工場も閉鎖
フィアットは乗用車部門のフィアット・アウトのロベルト・テストーレCEO(最高経営責任者)が年末で辞任するとともに、イタリア国内・外の18工場を閉鎖、再編することを決定した。後任の社長には商用車部門のイベコ社のジャンカルロ・ボスケッティCEOが就任する。

【上海ショー2001】「とてつもなく安い?」フィアット『パリオ』発表に喝采
フィアットの第3世界向け小型車、『派力奥』(パリオ)が来年6月から中国で生産されることになり、上海国際モーターショー会場で発表セレモニーが行われた。イタリアのフィアット・アウト社と中国・南京の地元メーカーとの共同プロジェクトは、合弁会社設立から6年を経てニューモデルの生産許可にこぎつけた。

【フランクフルトから東京ショー2001へ】やっと車内を見せたフィアット『スティーロ』
イタリア自動車産業を牛耳るフィアットもGM傘下になった。実態としてはアルファロメオやランチアを従える大規模メーカーなのだが、コンパクトカーのデザインではつねに世界のリーダー的存在。今回のブースは『スティーロ』がメインで、傘下のフェラーリからF1を借りてきて出品。
