南イタリアにあるフィアットのメルフィ工場では、待遇改善を求める労働者によるストライキが発生し、自動車の生産が停滞するなど経営再建中の同社に大きな打撃を与えている。
財政面で苦境に立たされているフィアットだが、デザイナーたちは努力を続けている。コンパクト・ミニバン『イデア』にもSUV仕様を設定する用意があることを示唆する『チンクエテーレ』を出展した。
フィアットのコンパクトミニバン『イデア』をベースにしたMPV/SUVクロスオーバー・ショーカーが『チンクエテーレ』だ。SUVの外観と、MPVのフレキシブルな室内との融合だ。
フィアットでは「新型」としているが、『ムルチプラ』が大幅なフェイスリフトを受けて、ジュネーブモーターショー(3月2日)で国際披露される。
フィアットはジュネーブモーターショー(3月2日開幕)にコンパクトコンセプトカーの『トレピウノ』を展示する。車名は、3+1シーター、イタリア語で「トレ・ピウ・ウノ」を縮めたもの。全長は3.3m。
イギリスでの発売開始に先立ち、フィアット『パンダ』がロンドン上空を飛行するというキャンペーンが繰り広げられた。ヘリコプターにつり下げさられたパンダが、ロンドンのテムズ川の上空を、周遊したのだ。
フィアット・オート・ジャパンは、フィアットのマルチパーパス・ビークルの『ムルティプラELX』にオプションパッケージを装着した「ELX-Plus」を12月6日から発売すると発表した。
フィアット・オート・ジャパンは、新型『プント』の「1.8 16v HGT」を12月6日から発売すると発表した。新型車は、総排気量1746ccで、5速マニュアルトランスミッション、3ドアハッチバックの右ハンドル仕様。
フィアット・オート・ジャパンは、ファアット『プント1.2 16vエモーション スピードギヤ』を12月6日から発売すると発表した。
フォード欧州の社長を8月に辞めたマーチン・リーチ氏が、フォードを訴えていたことがわかった。同氏は、18日に、米ミシガン州の裁判所に訴状を提出した。フォードに対して、6000万ユーロ(77億円)の損害賠償を求めている。
欧州カーオブザイヤー選考委員会は、2004年欧州カーオブザイヤーとしてフィアットの『パンダ』が受賞したと発表した。2位はマツダの『3』(日本名『アクセラ』)とVWのゴルフが同点だった。
ヨーロッパのカーオブザイヤー選考委員会は17日、フィアット『パンダ』を「カーオブザイヤー2004」に選んだ、と発表した。選考委員は欧州22カ国のジャーナリスト58人。55人がパンダに投票、16人が1位。
11月4日から9日まで、英国ロンドンで開催されたキャンピングカーの展示会「キャラバン・アンド・アウトドアレジャー・ショー」。欧州でのシェアトップは、毎年約4万台を売るフィアット。経営再建の切り札として期待がかる。
フィアットが発表した第3四半期決算は、売上高が前年同期比17.9%減となったこともあり、最終赤字は1億4500万ユーロ(182億円)と連続して赤字となった。
イタリアのフィアットは、同社の乗用車部門フィアット・オートのGMへの売却を、1年遅らせることでGMと合意した。