現地時間14日15時、2015年のルマン24時間耐久レースのチェッカーが振られた。総合優勝は19号車ポルシェ『919ハイブリッド』。耐久レースの王者に相応しい圧倒的なレース運びを見せたが、予選からゴールまで今年のレースを振り返る。
13~14日に決勝が行なわれた第83回ルマン24時間耐久レース。総合優勝争いはポルシェとアウディによって展開され、ポルシェが17回目の勝利を1-2で飾った。苦闘した日本勢、トヨタと日産にとっては、耐久王の底力を見せつけられたレースでもあった。
第83回のルマン24時間レース、LMP1クラスはポルシェが制したが、GTEカテゴリーも白熱の展開となった。LM GTE Proクラスは、欧州勢を押しのけGMのワークスチーム、コルベットレーシング64号車のコルベット C7Rが優勝。
2015年のルマン24時間耐久レースは14日15時(日本時間22時)にゴールを迎え、予選3番手からスタートした19号車ポルシェ『919ハイブリッド』(N・ヒュルケンベルグ/E・バンバー/N・タンディ)が395周で、1998年以来となる17年ぶりの総合優勝を飾った。
第83回ルマン24時間レース決勝、栄光のチェッカーを受けたのはポルシェ『919ハイブリッド』19号車(ニック・タンディ/アール・バンバー/ニコ・ヒュルケンベルグ)。
最終盤に入り、マシンとドライバーの緊張感は限界に達しつつある。
22時間40分経過後、後方から粘り強い走行を続けていた日産の『GT-R LM NISMO』がスローダウン、フロントカウルから煙が出てストップ。リスタートを試みたところ、今度は左フェンダー付近から火を噴いてしまう。
2015年のルマン24時間耐久レース。13日15時(日本時間22時)にスタートした伝統の一戦はまもなくゴールの瞬間を迎えようとしている。
2015年のルマン24時間耐久レースは、ゴールまで残り3時間を切り終盤戦を迎えている。
フロントエンジン前輪駆動というユニークなレーシングカー『NISSAN GT-R LM NISMO』は、タイヤも当然のことながら特異なものとなる。同車へタイヤを供給するミシュランのレーシング・テクニカル・ディレクター、ニコラ・グベール氏に、ルマン決勝中に話を聞いた。
2015年のルマン24時間レースは、全体の4分の3に当たる18時間を消化。いよいよゴールに向けて残り時間も少なくなってきた。
2015年のルマン24時間耐久レースは15時間あまりが経過した。スタートからの15時間経過前後までの模様を写真ダイジェストでお届けする。
2015年のルマン24時間耐久レースは15時間が経過。長いナイトセッションが終わり、サルト・サーキットは少しずつ夜明けの瞬間を迎えつつある。
ルマン24時間レース2015がスタートした6月13日、日産/ニスモは横浜本社にある日産ホールで「NISSAN MotorSports LIVE with Pit-FM」と題したパブリックビューイングを開催。13日20時から14日朝6時までの深夜のロングパブリックビューイングを開催した。
アウディは6月13日に開幕したルマン24時間耐久レースのゲストハウスに、新型『TTクーペ』をベースとした2台の特別なモデルを展示した。一台は市販車をベースとしながらも、何と600馬力を発生するというスーパースポーツのコンセプト『TTクラブスポーツターボ』だ。