米国トヨタ販売は24日、米国で販売したトヨタとレクサス車の合計217万台をリコール(自主回収・無償修理)すると発表した。
米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が2004年以来6年ぶりに黒字決算を計上したと発表すれば、トヨタ自動車は、米国を中心に世界で約238万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。
トヨタ車の電子スロットルに関する米運輸省と米航空宇宙局(NASA)の調査結果により、米国内で同車の制御システムに向けられていたモヤモヤが晴れた。
トヨタ自動車の大規模リコール騒動に火を付けた急加速問題について、米運輸省が「欠陥は見当たらなかった」と最終報告をまとめたが、一連の「トヨタたたき」を総括するレポートなどを詳しく取り上げている。
トヨタ自動車のリコール問題を調査していた米運輸省が約10か月に及ぶ調査の結果を発表。「電子制御システムに急加速を引き起こすような欠陥は見当たらなかった」と結論付けたという。
トヨタ自動は12月20日、米国で発生した一連のリコール事件で、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)に3242万5000ドル(約27億円)を支払うことで和解したと発表した。自動車メーカーへの制裁金としては過去最高額となる。
トヨタ自動車の布野幸利副社長は5日、大量のリコール(回収・無償修理)を実施した米国での販売について「リコールの影響は少し落ち着いてきた」との見通しを示した。布野副社長は同日、都内で開いた決算会見後、一部報道陣に語った。
米『コンシューマーリポート』誌が26日(現地時間)発表した2010年の自動車信頼性調査で、レクサスを含むトヨタ自動車のモデルが5分野でトップの評価を得た。昨年来の大量リコールがあったものの、ユーザーの根強い信頼感が示された格好だ。
トヨタ自動車は4日、アクセルペダルの不具合などにより、米国でリコール(回収・無償修理)を行っていた対象車種に関して、約500万台の修理を終えたと発表した。
トヨタ自動車は、リコール問題を受けて日本科学技術連盟と同連盟の推薦する4人の外部専門家に依頼していた品質保証体制の改善に関する「評価報告書」を受け取った。
トヨタ自動車が5日、リコール(回収・無償修理)を届け出た『クラウン』やレクサス『LS』など合計8車種。動画共有サイトでは、米国のユーザーが実際に体験したエンジン不具合の映像が公開されている。
米国トヨタ自動車販売は4日、一連のリコール対象となっているトヨタ/レクサス車の改修完了件数が300万件を超えたと発表した。
米国トヨタ販売は29日、販売を一時中止していたレクサス『GX460』のセールスを、再開すると発表した。新規生産分について、VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)の不具合対策が完了したのを受けたものだ。
米有力経済誌『フォーブス』が発表した2010年の世界有力企業2000社ランキングによると、2009年3位だったトヨタ自動車が360位に急落したという。
トヨタ自動車は、アクセルペダルの不具合に関して、4月5日に米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)から要求された1637万5000ドルの民事制裁金について、支払うことでNHTSAと合意した。