2009年シーズンの幕開けとなるオーストラリアGP決勝が29日メルボルンで行われ、元ホンダの資産を引き継いだ新生チームであるブラウンGPがポール・トゥ・ウィンの快挙を達成した。
29日、F1オーストラリアGPの決勝は、ブラウンGPのジェンソン・バトンがポールtoフィニッシュで優勝、2番手スタートのチームメイト、ルーベンス・バリチェロも2位に入ってブラウンGPは開幕戦1-2フィニッシュ。またブラウンGPはチームデビュー戦での初勝利である。
F1の2009年開幕戦オーストラリアGP、28日の予選1番手でポールポジションはブラウンGPのジェンソン・バトン、2番手は同僚のルーベンス・バリチェロ。元ホンダの2台がフロントローに並んだ。前年王者のルイス・ハミルトン(マクラーレン)は……?
トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのリヤディフューザーを巡る論争が過熱している。抗議の声を上げたのはBMWザウバー、フェラーリ、ルノー、レッドブルの4チーム。この問題は裁判所に持ち越されることになる見込み。
元ワールドチャンピオン、ジョン・サーティースがジェンソン・バトンの継続起用を決めたブラウンGPの決断は腑に落ちないと語っている。
これが誕生後初の本格テストにもかかわらず4日間中2日間で、タイムシートのトップを飾ったブラウンGP。これにはロス・ブラウン新オーナーも満足げだ。
ホンダでテストドライバーを務めていたアレクサンダー・ブルツ。ホンダとの契約が残っていることから、新たに生まれ変わったブラウンGPに残留することになった。
ブラウンGPから今年も参戦することが決まった最年長ドライバー、ルーベンス・バリチェロが苦しかった胸の内を自身のウェブサイトで明らかにした。「ここ4か月、僕はあえて沈黙を守り続けた」。
6日にシェイクダウンをしたばかりのブラウンGPのニューマシン「BGP001」が、9日からバルセロナの合同テストに参加。ジェンソン・バトンは計82周を走破し、10チーム全てが参加する中4番手タイムをマーク。
誕生したばかりの新チーム、ブラウンGPチームが6日シルバーストーンに登場した。ジェンソン・バトンがニューマシン「BGP001」のシェイクダウンを行った。
ホンダF1チームのロス・ブラウンへの売却が成立したことが6日朝、発表された。チームはブラウン代表の下、ブラウンGPフォーミュラワンチームの名称で新たなスタートを切ることになった。
ホンダは6日、Honda Racing F1 Team(以下、HRF1)を、これまでHRF1のチームプリンシパルを務めていたロス・ブラウン氏に売却した。
元ホンダチームが開幕前の最終テストである来週のバルセロナテストに参加することになりそうだ。これはチームに近い関係者が明らかにしたもので、元ホンダはカタロニアサーキットに向けて出発すべくモーターホームを準備中で、5日には出発する予定だという。
ルーベンス・バリチェロが今週中にもシルバーストーンでマシンをテストするとの情報が流れている。
ホンダからはまだ正式な発表はないが、ホンダの救済契約が結ばれた可能性が出てきた。チームのスタッフは開幕直前にスペインで行われるテストへの準備をするように告げられたと一部の報道が報じている。