ホンダは22日、年内に発売する予定の燃料電池車『FCX』のプロトタイプを発表した。従来の実験車『FCX−V4』にくらべ航続距離を315kmから355kmに延長したほか、最高速度を140km/hから150km/hに高めた。国土交通省の認可を待って首都圏地域に限定してリース販売を開始する。
ホンダは燃料電池車『FCX』の、アメリカ政府とカリフォルニア州政府による車両認定を取得した。これら当局による燃料電池車の認定として世界初のモデルとなり、ホンダは2002年内より『FCX』をアメリカで販売する。
ホンダは1日、最新型燃料電池車『FCX-V4』の国内での公道テストを今月から開始すると発表した。同社研究所の周辺だけでなく都内や高速道路などでもテストする。
ホンダは1日、ロサンゼルスで3日に開催される「第17回ロサンゼルスマラソン」で、同社の最新型燃料電池車『FCX-V4』がオフィシャルの先導車に決まったことを発表した。昨年には前モデル『FCX-V3』が同大会の先導車に選ばれており、今回が2度目となる。