住友金属工業は13日、熱間圧延(熱延)プロセス中の冷却帯での新しい温度計測技術と、それを利用した制御技術を開発・実用化し、高張力(ハイテン)の熱延鋼板を高い品質で安定して製造する技術を開発したと発表した。
住友金属工業は、グループで日本金属学会から第32回技術開発賞をトリプル受賞した。
ワールド・スチール・アソシエーション(旧IISI)の自動車分科会であるワールドオートスチール(WAS)は、2008年に、次世代鋼製車体プログラム「FSV」を立上げ、このほどフェーズ1を完了し、その研究成果とこれに続くフェーズ2の計画内容を発表した。
住友金属工業は、17日午前10時より和歌山製鉄所新第1高炉に火入れを行った。これにより、和歌山製鉄所では、上工程更新投資(第1期)と地域環境保全投資が完了する。
住友金属工業は、和歌山製鉄所の第4高炉を7月11日に吹き止めたと発表。1982年2月23日の3次改修後の火入れ(稼働開始)以降、稼働日数は1万1日と、27年4か月の世界最長記録となり世界一の長寿命を達成した。
住友金属工業は30日、7月1日付の組織改正で、社内カンパニーの一つである「エンジニアリングカンパニー」を廃止すると発表した。
住友金属工業と住友商事は24日、ドイツ鉄道と高速鉄道用車輪について3年間の長期契約を締結したと発表した。この車輪は、ドイツ鉄道の高速列車であるICEの取替用として使用される。住友金属、住友商事による欧州地域での高速鉄道用車輪の長期契約締結は初めて。
住友金属工業は22日、新車開発の車体設計に要する時間を従来に比べ大幅に短縮することが可能な新しい自動車用の衝突シミュレーション技術を、マツダと欧州の大手鉄鋼メーカーのコーラスと共同開発したと発表した。
住友金属工業と鹿島選鉱は、ダスト再資源化用の2基目のロータリーキルン(ナンバー2 RC資源循環炉)の営業運転を開始した。
住友金属工業は、「疲労寿命延伸を可能とした新機能鋼材の開発及び実用化」と題した溶接部の疲労強度を高めた厚板の開発に対して、新技術開発財団から「第41回市村産業賞・貢献賞」を受賞した。
住友金属工業と豊田鉄工は14日、「高効率クラッシュボックスの開発」で文部科学省から2009年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞開発部門を受賞したと発表した。
住友金属工業と横河ブリッジホールディングス(YBHD)は31日、住金の橋梁事業を7月1日付けで連結子会社である住金橋梁センターへ移管して、その後YBHDが出資することで最終合意したと発表した。
住金物産は、住金鋼鉄和歌山から仕入れ、住友金属工業へ鉄鋼半製品を販売する取引を4月以降行わないことを決定した。
住友金属工業は11日、「超々臨界圧石炭火力発電を実現させたステンレスボイラーチューブの開発」が大河内記念会から「第55回大河内記念生産特賞」を受賞したと発表した。
住友金属工業と世界最大の民間石油会社であるエクソンモービル社は、技術交流が30周年を迎えたのを記念して、エクソンから11人の技術者が来日、住友金属の総合技術研究所などで技術交流会を開催した。