三井金属鉱業と住友金属鉱山は、両社の伸銅事業の統合時期を予定よりも延期すると発表した。
両社は2009年5月に、伸銅事業を統合することで基本合意し、両社の事業の責任者を共同委員長とする統合準備委員会を設置の上、相互にデューデリジェンスを実施するとともに、円滑な事業統合に向けて、具体的な協議・作業を進めてきた。
しかし、これら事業統合のための諸手続きについて準備を進める中で、営業・生産・品質など顧客サービスに関わる管理システムの整備に時間を要しており、新統合会社を円滑にスタートさせるには時間が必要としている。
統合後の顧客サービスや統合後の安定した事業運営に万全を期すため、当初の予定だった4月1日の統合を、7月1日へ3か月延期する。
スケジュール以外の両社間の基本合意内容に変更は無いとしている。