
【新聞ウォッチ】「新日鉄住金」誕生、荒波の中の新たに船出
強い台風17号が未明には関東甲信を北上し、今朝には三陸沖に抜けた。その嵐の中で新日本製鉄と住友金属工業の合併による「新日鉄住金」が新たに船出した。

古河スカイと住友軽金属が経営統合「アルミメジャーを目指す」
古河スカイと住友軽金属工業は8月29日、2013年10月1日付けで経営統合することで基本合意したと発表した。古河スカイの岡田満社長は、経営統合で「世界的な競争力を持つアルミニウムメジャー会社」を目指すと述べた。

新日鉄と住金の合併承認、世界2位の鉄鋼メーカーが誕生
新日本製鐵と住友金属工業は6月26日、それぞれの定時株主総会で、10月1日付けでの経営統合が承認され、合併することが正式に決定した。

住友金属など3社、自動車を軽量化する量産加工技術を完成
住友金属工業、住友鋼管、住友金属プラントの3社は20日、自動車軽量化の画期的技術、3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)を開発、量産加工技術を完成したと発表した。

新日鉄住金のトップ人事を内定、社内融和を優先
新日本製鐵と住友金属工業は、今年10月に合併して発足する「新日鉄住金」のトップ人事を発表した。

新日鉄、住金の株価下落で投資有価証券評価損846億円
新日本製鐵は、2011年10〜12月期(第3四半期)の連結決算で、投資有価証券評価損846億円を計上すると発表した。

日本鉄鋼連盟林田会長、新日鉄と住金の合併を認定した公取に「敬意を表したい」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は12月20日開催した記者会見で、公正取引委員会が新日鉄と住友金属の合併を基本的に認定したことについて「競争実態を理解し、早めに結論を出したことに敬意を表したい」と歓迎する意向を示した。

新日鉄と住金、公取が「競争実態を踏まえた審査を行ってくれた」
新日本製鐵と住友金属工業は、公正取引委員会が両社の合併を基本的に承認したことについて「短期間のうちに精力的に審査を進めて頂き、各取引分野の競争実態を十分に踏まえた審査を行って頂いたものと受け止めている」と歓迎するコメントを発表した。

公正取引委員会、新日鉄と住金の合併認める
公正取引委員会は12月14日、新日本製鐵と住友金属工業の合併を認めると発表した。両社は合併して粗鋼生産量世界2位の鉄鋼メーカーとなる。

マツダ CX-5、世界最高強度の自動車用高張力鋼板を採用
マツダは4日、住友金属工業、アイシン高丘と共同で、世界最高の強度をもつ1800MPa級高張力鋼板を用いた自動車用部材の開発に成功したと発表した。