今やカーナビのメインストリームとなった感もあるPND。充分な性能と手頃な価格でますます人気が高まる中、カーオーディオの名門、イクリプスから初のPNDが登場した。
ITS世界会議では、スマートフォン向けナビゲーションアプリのソフトウェアベンダーは数社出展していたが、PNDメーカーの出展はごく僅か。そのなかで唯一気を吐いていたのはMPEONというSamsongから車載器事業をスピンオプされたメーカーだった。
CAR NAVITIMEは、通信を利用した機能をことさら強調するのではなく、“いかに自然にドライバーに提供するか”あるいは“どうしたら利用しやすいか”という観点に立って、ユーザーインタフェース(UI)が練られている印象を受ける。
「マップルナビ」は昭文社の子会社であるキャンバスマップルがPND向けに提供している「マップルナビ」がこの冬“3”に進化。今回の新アプリの目玉は“ガイド情報の強化”と“ハイエンドPNDへのアプローチ”の2点だ。
オートバックスセブンは、市販PNDの画面サイズの大型化に対応し、プライベートブランド(PB)「P&A」シリーズから『PA-126 PND用バイザー大』を追加、10月22日からオートバックスグループ店舗で発売する。
キャンバスマップルが提供するPND向けカーナビアプリ『マップルナビ3』。地図コメントや停止時のスライドショー機能は紙地図を利用するような感覚で楽しむことができる。
それでは、CAR NAVITIMEで目的地を設定してみたい。まずなによりも、CAR NAVITIMEがこれまでのスタンドアローンPNDと大きく異なるのは、検索データをクラウド上に持っていることだ。
旅行ガイド情報をさらに充実させたPND向けカーナビアプリ『マップルナビ3』(MAPPLEnavi 3)。試作機で目的地設定から音声ガイドまでのルートシミュレーションを試した。
昭文社の子会社であるキャンバスマップルの、最新PND向けアプリが『MAPPLEnavi(マップルナビ)3』。
CAR NAVITIMEの購入先だが、現状のところ入手方法は二通り用意されている。まずひとつは、NAVITIMEの公式ウェブサイトからの通販、ふたつめはauショップでの購入だ。
月額通信費というネガをクリアし“ヘビーユーザーのための通信ナビ”から脱却して、通信ナビ一般化の先駆けとなりそうなのが、ナビタイムジャパンがこの夏にリリースした『CAR NAVITIME(カーナビタイム)』である。
三洋電機コンシューマエレクトロニクスは、SSDポータブルナビゲーション『ゴリラ』の新モデル3機種を発表した。
PND向けのカーナビアプリ『マップルナビ(MAPPLEnavi)』のリリースから2年あまりが経ち、採用メーカーや機種も増え、テレビ通販を中心にユーザーへの浸透もだいぶ進んできた。
富士通テンが14日に発表した「イクリプスLiteシリーズ」のうち、『EP001』は、同社としては初のPNDとなる。2DIN-AVNタイプの「AVN Lite」の使いやすさを継承し、PNDとしては初となるバックカメラ同梱モデルも設定されている。
AVN LiteでPND購入希望者を取り込めなかったのは反省材料ではあるが、PND関心層がAVNに興味を示さないのであれば、イクリプスブランドでPNDを出してもAVNの市場を脅かす心配はない、ということになる。