
鉄鋼連盟林田会長「1ドル=90円を超えないと平常では無い」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は3月23日、定例会長会見で1ドル=80円代が定着するなど為替水準が一時期より円安となっていることについて「90円を超えるレベルにならないと平常にはならない」と述べ、依然として為替水準は製造業にとって厳しいとの見方を示した。

鉄鋼連盟林田会長「2012年度の粗鋼生産は1億0400万トンレベル」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は3月23日、定例会長会見で2012年度の粗鋼生産量について輸出が不透明だが「昨年と輸出が同じなら1億0400万tレベル。アジアの市況が回復すれば今年度(2011年度)並みが見込める」との見方を示した。

粗鋼生産3.7%減、自動車向け好調でも輸出不振…2月
日本鉄鋼連盟が発表した2月の粗鋼生産量は、860万8000t、前年同月比3.7%減となり、6か月連続マイナスとなった。

粗鋼生産量が5か月連続マイナス、輸出不振で…1月
日本鉄鋼連盟が発表した1月の粗鋼生産量は前年同月比10.6%減の863万1000tと、5か月連続マイナスとなった。

普通鋼鋼材受注量7.4%減、増産本格化で自動車向けは好調…12月
日本鉄鋼連盟が発表した2011年12月の普通鋼鋼材受注量は、前年同月比7.4%減の588万6000tとなった。

日本鉄鋼連盟林田会長、消費税引き上げは「避けて通れない」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は1月25日の定例会長会見で、野田政権が進める消費税引き上げについて「間接税を増やす財政の健全化は成熟国として不可欠で避けて通れない。少々の痛みは伴うが信念を持って政策を進めてもらいたい」と述べ、野田政権を評価した。

【春闘12】日本鉄鋼連盟林田会長「賃金アップは考えにくい」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は1月25日の定例会長会見で、春闘について「今の環境下でコストを増やすことは考えにくい」と述べ、賃金引き上げに否定的な見方を示した。

日本鉄鋼連盟林田会長、東電の電力引き上げ「業界で200億円のコストアップ」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は1月25日の定例会長会見で、東京電力が大企業向け電気料金を引き上げることについて「東電管内だけで業界で200億円のコストアップになる」と述べた。

日本鉄鋼連盟林田会長、自動車鋼材の価格引き下げは「業界の慣例」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は1月25日の定例会長会見で、大手自動車メーカーとの価格交渉で値下げを迫られていることについて、JFEスチール社長としての立場でと断った上で「原料が下がっている分を還元するのは方針通り」と述べ、価格引き下げ交渉に理解を示した。

日本鉄鋼連盟林田会長「2012年の粗鋼生産量は前年の200万-300万tマイナス」
日本鉄鋼連盟の林田英治会長は1月25日の定例会長会見で2012年の粗鋼生産量について「(2011年比で)200万〜300万tか、もっとマイナスになるレベルになると見ている。ただ1億tを切るレベルは想定していない」と、先行き厳しいとの見方を示した。