元々ノルウェーで開発された小型EVで、一時アメリカでフォードから発売されていた『TH!NK』。結局アメリカでEVが普及しなかったことから、フォードでもコストカットの一環として生産の中止が決まった。しかし本国ノルウェーでは、来年から再び『TH!NK』の販売が始まるという。デザインも新しくなり、スマートのような本格的なシティカーを目指す。
フォードでは今年の4月、小型電気自動車『TH!NK』のリース販売停止の方向を打ち出した。TH!NK買収はフォードに大幅な赤字をもたらしただけではなく、国際的な批判というマイナス要素までつく、失敗の戦略に終わったようだ。
小型EV(電気自動車)『Th!nk』400台をスクラップにする計画を建てていた米フォードは、環境保護団体の抗議を受けて、廃車の方針を撤回せざるをえなくなった。
フォードが不採算部門として閉鎖を発表した小型EV(電気自動車)、『Th!NK』に、継続の可能性が生まれた。カリフォルニアをベースとする電動バイク/スクーターのメーカー、Zap社が1000万ドルでのTH!NK買収を申し出たのだ。
フォードは電気自動車事業の「TH!NK」プログラムを閉鎖することを決定。アメリカでは3連休に入る金曜日に発表、少しでも報道を遅らせる目的だった、と勘ぐられている。ノルウェイのTH!NKを買収して3年、フォードのTH!NKオペレーションは「お粗末」の一言。
フォードの小型電動シティ・カー部門TH!NKは、新型『シティ』を発表した。都市交通の手段としてはフル装備のクルマは不要という人向け。もともとTH!NKは2000年にヨーロッパで発表され、フォードが企業ごと傘下に収めた。今回、アメリカ仕様が発表された。