1月16日から開催されるオートモーティブワールドのセミナーセッションでソフトバンクが5Gに関連したモビリティ戦略について講演を行う。通信事業にロボティクス、自動運転など前線を広げていっている同社だが、これらは戦略上どうつながっているのだろうか。
JR東日本、先進モビリティ、愛知製鋼、京セラ、ソフトバンク、日本信号およびNECの7社は、「JR東日本管内のBRT(バス高速輸送システム)におけるバス自動運転の技術実証」を12月12日より大船渡線BRT竹駒駅周辺(岩手県陸前高田市)で実施する。
ソフトバンクは、第5世代移動通信システム(5G)を活用するコネクテッドカーの開発向け検証環境を世界で初めて構築し、商用化に向けた検証を11月から開始した。
第一交通産業および、ソフトバンクとヤフーの共同出資会社であるPayPayは、11月29日から福岡市内と北九州市内において、第一交通産業グループのタクシー約1000台にスマホ決済サービス「PayPay」を導入し、さらに全国のタクシー約8200台にも順次導入すると発表した。
台湾に本拠を置くテレマティクス技術企業のATrackテクノロジー(ATrack Technology)社は11月12日、4G LTEのシガーライターGPSトラッカー(追跡装置)の「AP3」が、ソフトバンク(Softbank Mobile)の社用車管理ソリューションに選定された、と発表した。
ソフトバンクは、携帯電話の基地局にソニービジネスソリューション製ネットワークカメラを設置して、渋滞状況や自然災害時の駅や高速道路などの映像コンテンツを配信する法人向けサービス「スマート情報カメラ」を2019年春から提供する。
ソフトバンクとNEDOは、フィリピン・マニラで、電気で走行するトライシクル(EV)とEVエコシステムを組み合せた新公共交通システムの実証事業を完了。ガソリン車と比べて85%以上のエネルギー消費量削減を達成した。
◆トヨタ×ソフトバンク提携から見えてきたもの
トヨタ自動車とソフトバンクグループは10月4日、自動運転技術などを使ったモビリティサービスで提携し、共同出資会社「モネテクノロジーズ」を設立すると発表した。これは新たな時代の到来を象徴する出来事と言っていいだろう。
株式の時価総額日本一のトヨタ自動車と2位のソフトバンクが、新しいモビリティサービスの構築に向けて戦略的な提携で合意、共同出資会社を設立して、配車サービスなどの事業を始めることを発表した。
トヨタ自動車の豊田章男社長とソフトバンクグループの孫正義代表らは10月4日に都内で共同記者会見を開き、自動運転車両などによるモビリティサービス事業の展開で提携したと発表した。
トヨタ自動車とソフトバンクは10月4日、新しいモビリティサービスの構築に向けて戦略的提携に合意。共同出資会社「MONET Technologies(モネ テクノロジーズ)株式会社」を設立し、2018年度内をめどに共同事業を開始すると発表した。
ソフトバンクは、パーキングシェアリングサービス「ブルースマートパーキング」の商用化に向けたトライアルを3日から開始すると発表した。
ソフトバンクは、トラック隊列走行の実用化に向けて隊列走行時における車両間の通信と車両と運行管制センター間の通信に、第5世代移動通信システム(5G)を活用した実験を実施する。
7月19日、都内において「SoftBank World 2018」(ソフトバンクワールド2018)が開幕した。基調講演で孫正義氏は、「AIがあらゆる産業を再定義する」と訴えた。