軽乗用車の老舗スバルが、初のトールワゴン軽乗用車、『ステラ』を発表した。トールワゴンが軽乗用車の主流だが、ここまで時流に乗り遅れたのは、頭頂空間を増やすことのメリットとデメリットについて、社内のコンセンサス取りに手間取ったからなのであろう。
軽自動車業界がまとめた7月の軽乗用車車名別販売台数によると、スズキの『ワゴンR』が20カ月連続でトップだった。ワゴンRは前年同月比2.7%減の2万324台だったが、2位のダイハツ『ムーヴ』が同28.9%減の1万3001台と大幅マイナスだったため。
富士重工業(スバル)が発表した6月の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同月比6.5%増の5万7745台と順調だった。
オリックス自動車は、『いまのりくん2年コース』のCM放映にあわせて、『タダで新車男キャンペーン』を実施する。ホンダ『ステップワゴン』かスバル『ステラ』、どちらか好きな新車のリース料金が2年間無料になる権利を抽選で各1名、合計2名にプレゼントする。
スバルの新型軽自動車『ステラ』の注目点の一つは、静粛性重視の設計だろう。ドアのウェザーストリップは前後とも二重。ウェザーストリップはドアまわりに装着されている中空のゴム部品だ。
スバルの新型軽自動車『ステラ』の販売上のライバルは、スズキ『ワゴンR』、ダイハツ『ムーヴ』、ホンダ『ライフ』の軽トールワゴン“御三家”だが、モデルの性格はこれらのモデルとは若干異なる。
スバルの新型軽自動車『ステラ』のパワートレインは、構成こそ直列4気筒+CVT(無段変速機)と、ベースとなった『R2』と同じだが、中身は大幅なモディファイを受けている。
日本で売れるクルマの3台に1台が軽自動車で、その中でも一番の売れ筋の“ハイトワゴン”をスバルは持たなかった。スバルは14日、強い存在感を示すため、『ステラ』(=星)という取って置きの名前をつけた、軽の新型ハイトワゴンを発表した。
富士重工業は、今月14日に発売した新型軽自動車『ステラ』の受注台数が発売から1週間で、月販目標の5000台を超えたと発表した。
新型軽自動車の『ステラ』はスバル初のトールワゴンということもあり、他メーカーのライバル車を徹底的に研究して開発が進められたようだ。
新型軽自動車のスバル『ステラ』のベースは03年12月に発売が開始された『R2』。よって車体の基礎となるフロアパネルやサスペンション形式などはR2と同じものが採用されている。
「ステラの車体の基本となるプラットフォームやエンジンなどは『R2』との共用部分が多いですが、CVTは新開発したものを、いち早く採用しています。このCVTは主に、燃費性能を向上することが目的です。新しいCVTを採用した結果、ステラはトールワゴン系ではトップレベルの燃費性能を実現することができました」
スバルから発売された新型軽自動車の『ステラ』の魅力は多彩なシートアレンジだ。フロントシートは横方向に広々としたベンチシートを採用。リヤシートも分割スライドや分割リクライニング機能を持ち、乗員の数や積荷によって様々なシートアレンジが可能となっている。
14日、富士重工業は新型軽乗用車のスバル『ステラ』を発表。竹中社長は発表会にて「マーケットのど真ん中を突く直球ストライクを狙った。」と語り、ハイトワゴンのセグメントに「ステラで一矢を報いたい」とコメントした。
スバル商品企画本部プロジェクトゼネラルマネージャーの宮脇基寿さんは「ステラのメインターゲットは、就学前の小さなお子さんを育てている20代から40代までの女性をイメージしています」とコメント。