
三菱商事首脳、三菱自動車問題を語る
三菱商事は2日、06年3月期中間決算説明会を開催し、そのなかで同社のリスクファクターとして真っ先に三菱自動車をあげた。

「タイで新工場を建設」と三菱自動車の春成常務
「ASEANの自動車市場は現在150万台で、世界全体の3%。今後は年平均6%伸びていき、10年後には250万台市場になる」。三菱商事出身で海外事業統括部門担当の春成敬常務は同市場の見通しについてこう語った。

三菱商事、三菱自動車に対して資産買い取りではなく出資へ
三菱商事が再建中の三菱自動車に対して、05年度に行う計画だった300億円の資本増強は増資の引き受けになる見通しだ。変な資産を買って損を出すくらいなら、いっそのこと増資を引き受けた方がいいとの判断。

「すぐ方針が変わることはない」と三菱商事の水野CFO
「すぐに方針が変わることはないと見ているし、三菱自動車にとってマイナスになるとは思っていない」。28日にダイムラークライスラーの社長交代が発表されたが、その影響について三菱商事の水野一郎CFOはこう語った。

三菱、マレーシアの新販社が稼動
三菱商事がマレーシアに合弁で設立した三菱自動車製乗用車の販売会社が18日、現地で扱い車種などを発表し、事業をスタートさせた。『ランサー』など6車種を当面、月500台程度販売する計画。

三菱自動車、マレーシアで乗用車販売に本格参入
三菱自動車は、マレーシア市場での三菱車の販売体制を強化するため、三菱商事の現地合弁会社のミツビシ・モータース・マレーシアと販売、サービス契約を締結すると発表した。

いすゞ、三菱商事とともにスペインに合弁販社
いすゞ自動車は5日、三菱商事および現地企業との合弁でスペインにトラックの販売会社「いすゞイベリア」(本社・マドリード)を設立、販売開始したと発表した。

日通と三菱商事が中国の物流で資本提携
日本通運と、三菱商事は、急速に物流需要が拡大している中国で、輸送網の拡充や品質・サービスのより一層の向上を図るため、中国の国内物流事業に関して資本・業務提携することで合意したと発表した。

【三菱自動車再生計画】総額4900億円を資金調達
三菱自動車工業は28日、新経営計画「三菱自動車再生計画」を発表した。三菱重工業、三菱商事、東京三菱銀行の三菱グループ3社による総額2700億円の普通株式・優先株発行を実施し資本増強を図る。また新規の借り入れを行い、総額4900億円を資金調達する。

いすゞ、ベルギーに商用車販売合弁を設立
いすゞ自動車は19日、ベルギーに小型トラックの販売会社を設立したと発表した。ベルギーの輸入・販売会社であるアルコパ・グループおよび三菱商事との合弁による。