「タイで新工場を建設」と三菱自動車の春成常務

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「タイで新工場を建設」と三菱自動車の春成常務
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「ASEANの自動車市場は現在150万台で、世界全体の3%。今後は年平均6%伸びていき、10年後には250万台市場になる」

三菱自動車が9日に行ったASEAN事業についての説明会で、三菱商事出身で海外事業統括部門担当の春成敬常務は同市場の見通しについてこう語った。

特にこの8月に新型ピックアップトラック『トライトン』を投入したタイ市場ついては、今後年平均8%成長を見込んでおり、「2010年以降、新工場の建設を考えている」(春成常務)。

タイでの研究開発についても充実させる計画で、そのための人員を現在の8人から08年までに30人体制にする。三菱自動車としては、7%に落ち込んだタイでのシェアをかつての12%にまでもっていきたい考えだ。

《山田清志》

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