BMW Z4 対日産 フェアレディZ…スポーツカー対決

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英国BBC放送の人気TV番組『Top Gear』(トップギア)は26日、BMW『Z4』と日産『370Z』(日本名:『フェアレディZ』の徹底比較テストを放映した。

新型Z4は1月のデトロイトモーターショーで発表。初代のソフトトップをやめ、全天候型の電動メタルルーフを採用。高級ロードスターの資質を大幅に引き上げて登場した。

電動メタルルーフは軽量なアルミ製で、2分割されてトランクに収納される。トップの開閉はスイッチひとつで、開閉にかかる時間はわずか20秒。クーペとオープンが簡単に切り替えられるのは、新型の大きな魅力だ。

外観は初代と同様に、直6エンジンを車体中央寄りに搭載するため、ロングノーズの古典的スポーツカースタイルを採用。ボディサイズは全長4250×全幅1790×全高1290mm、ホイールベース2495mmだ。

エンジンは直6のみで、「sドライブ23i」が2.5リットル(204ps、25.5kgm)、「sドライブ30i」が3.0リットル(190ps、31.6kgm)、「sドライブ35i」が3.0リットル直噴ツインターボ(306ps、41.8kgm)を積む。

トランスミッションは6速MTと6/7速AT。0-100km/h加速は、23iが6.6秒、30iが5.8秒、35iが5.1秒で、最高速は23iが242km/h、他は250km/h(リミッター作動)となる。日本での価格は523万 - 695万円だ。

一方、新型フェアレディZは昨年11月のロサンゼルスモーターショーでデビュー。ボディサイズは全長4250×全幅1845×全高1315mm、ホイールベース2550mm。先代比で全長は70mm、ホイールベースは100mmも短縮した。

大幅な軽量化も新型の特徴のひとつ。ドアパネル、リアハッチゲートはアルミ素材を採用。さらに、現行モデルではアルミ+鉄製だったボンネットフードは、フルアルミ製に変更された。これらの軽量化によって、車重は現行比で約40kg軽い1480kgに抑えられた。

エンジンは『スカイラインクーペ』でおなじみの3.7リットルV6。しかし、専用チューンが施され、最大出力は336ps/7000rpm、最大トルクは37.2kgm/5200rpmを発生する。

トランスミッションは、6速MTとパドルシフト付き7速AT。6速MTには一部グレードに世界初の「シンクロレブコントロール」が採用された。ボタンを押せばレブマッチモードとなり、シフトチェンジでクラッチを踏んだタイミングに合わせて、エンジン回転数を同調してくれる。0-100km/h加速は5.3秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力だ。

日独を代表する2台のスポーツカーの比較テストの様子は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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