メルセデスベンツは9日、同日始まったフランクフルト・モーターショー(メディアデイ)で、『ビジョンCLS』スタディを発表した。クーペの優雅さと躍動感、セダンの快適性と実用性とを兼ね備えた4ドアクーペである。
ダイムラークライスラー社メルセデスベンツ部門のボス、ユアゲン・フバートは、「ビジョンCLSはクーペの進化の最先端を行く」と語る。「4ドアクーペの可能性は大きいが、CLSはクルマや運転の好きな人のために開発された」
モーターショーでの反応を見て量産を決定する、とメルセデスベンツではいっているが、同時に、過去多くのショーカーが量産に移行した事実も強調しており(とくにビジョンを車名にもつもの)、プロトタイプのできばえを見ても量産化は内定しているだろう。