15日午前、「ITS世界会議 東京2013」が始まった。18日までの4日間、東京ビッグサイトにて展示やセッションが行われ、会場周辺の特設コースでは実車を使ったデモンストレーションも実施される。
ITS世界会議東京2013では、「交通安全・渋滞の解消へのさらなる取り組み」として、全10コースのショーケースが準備されている。14日はメディア向けにその事前試乗会が行われた。ここでは『S05 GSモバイル通信とITSスポットの協調サービス』についてレポートする。
東京都の猪瀬知事は、スポーツ祭東京2013(第13回 全国障害者スポーツ大会)の開催中ということもあり、「ITS世界会議 東京2013」の開会式には参加せず、ビデオメッセージを寄せた。
ITS国際会議で講演を行うため、GMからElectrical & Countrols System Research LabのDirectorであるJohn Capp氏が来日し、14日に記者を囲んだラウンドテーブルが実施された。
国家公安委員会の古屋圭司委員長は、「ITS世界会議 東京2013」の開会式においてスピーチを行い、「東京オリンピックが開催される2020年までに、世界で最も安全な道路交通社会を実現させる」とした。
今回の「ITS世界会議 東京2013」では、会期中に行われるセッションの入場管理にJR東日本が発行するICカード乗車券「Suica」が使用されている。入場登録時に参加者の名前とSuicaの固有IDをひも付け、IDにて管理する仕組み。
最先端のIT技術を駆使して構成する高度道路交通システム(ITS)の普及を推進する「ITS世界会議 東京2013」が14日開幕。東京ビッグサイト(東京・お台場)を舞台に、自動走行の実現などをテーマに各自動車メーカーによる自動運転車の走行デモや、最先端技術の展示を行う。
GMが、2010年代後半を目指している「スーパークルーズ」は、カメラによる視覚情報やGPS情報などをベースにオートクルーズと車線維持機能を組み合わせて自動運転を可能にする。
「ITS世界会議 東京2013」の開会式が14日、東京国際フォーラムで開催された。ITS世界会議の開催は今回が20回目。日本国内での開催は2004年の名古屋に続き、9年ぶり3回目となる。
日産自動車は、10月14日から18日、東京ビックサイトなどで開催される「第20回ITS世界会議 東京2013」への出展概要を発表した。