2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第19戦は、カリフォルニア州にあるマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで行われた。CARTでは今年で20回目の開催を迎える全長3.602kmのコースで、激しいアップダウンが特徴だ。
ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントは12日(アメリカ西海岸時間)、CARTへの参戦を2002年シーズンをもって終了すると発表した。CARTが2003年より3.5リットル自然吸気エンジンを採用したことが理由。
2001年シーズンの最終戦となる日本GP決勝が14日鈴鹿サーキットで行われ、2001年チャンピオンにすでに決定済みのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がポールtoウィンで有終の美を飾った。
1:M. シューマッハ(フェラーリ)/2:モントーヤ(ウィリアムズ)/3:クルサード(マクラーレン)/4:ハッキネン(マクラーレン)/5:バリケロ(フェラーリ)/6:R. シューマッハ(ウィリアムズ)
1:マックス・パピス(フォード)/2:ミモ・ギドリー(トヨタ)/3:ジル・ドフェラン(ホンダ)/4:スコット・ディクソン(トヨタ)/5:ジミー・バッサー(トヨタ)/6:エリオ・カストロネベス(ホンダ)
CARTレースのエンジン仕様が2003年から大幅に変更されることになった。現在のエンジンフォーミュラは、導入された時から「コストがかかりすぎる」などの批判が相次いでいた。また最近になり、ターボブースターの是非をめぐってホンダがCARTから撤退か、という事態にもなっていた。