ホンダ・エンジンを搭載し、来季は日本人ドライバーがマシンに乗ることで、国内での注目度が俄然上昇中のジョーダン・ホンダ。しかしここに来て2003年からはフォルクスワーゲンとエンジン契約を結ぶのではとの噂が浮上している。
ホンダが来年度限りでCART レースへのエンジン供給を停止する、と決定したことはCART関係者に大きなショックを与えた。ところが今度はフォードまでがCARTからの撤退を表明した。
前戦サンレモラリーからわずか10日の間隔で開催された、WRC第12戦「第45回ツール・ド・コルス」は21日、全日程を終了した。スポット参戦のシトロエン『クサラWRC』に乗るピュラスがWRC初優勝。2位と3位にプジョー『206WRC』、4位から6位をスバル『インプレッサWRC』が占めた。
トヨタ自動車とトヨタモータースポーツ(TMG)は、2002年からのF1参戦のドライバーとして現テストドライバーのアラン・マクニッシュを起用することを発表した。これで、すでに決定しているミカ・サロとあわせて2名のドライバーが決定したことになる。
1:ピュラス(シトロエン・クサラWRC)/2:パニッツィ(プジョー206WRC)/3:オリオール(プジョー206WRC)/4:バーンズ(スバル・インプレッサWRC)/5:ソルベルグ(スバル・インプレッサWRC)/6:マーチン(スバル・インプレッサWRC)
1:ラルフ・ファーマン/PIAA NAKAJIMA/2:本山哲/excite IMPUL/3:道上龍/MOONCRAFT/4:アンドレ・クート/Team Morinaga NOVA/5:立川祐路/Olympic KONDO/6:土屋武士/ARTA
高木虎之介のコメント:「今週は、初日こそステアリングシャフトのトラブルで棒に振ってしまったが、その後は順調だった。決勝では、滑りやすい難しいコースで一時は4位までポジションを上げていたのに……」
2001年CART「FedExチャンピオンシップ」シリーズの第19戦は、カリフォルニア州にあるマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで行われた。CARTでは今年で20回目の開催を迎える全長3.602kmのコースで、激しいアップダウンが特徴だ。
ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメントは12日(アメリカ西海岸時間)、CARTへの参戦を2002年シーズンをもって終了すると発表した。CARTが2003年より3.5リットル自然吸気エンジンを採用したことが理由。