ランサーWRC05の開発は、これまでのドイツのMMSP GmbHから日本の三菱自動車が深くかかわるようになっている。実際には、開発体制のかなりの部分が岡崎工場にシフトしているとのことだ。そして、これは市販車にも積極的にフィードバックされる。
3日にMMSPによるラリージャパンの参戦体制の発表会が、横浜の新港埠頭の特設会場にて行われた。その際、WRCドライバーらによる「ランサーWRC05」と『ランサーエボIX GT』などのデモ走行も披露された。各ドライバーは、記者発表での意気込みをデモ走行にぶつけたわけだ。
BMWウィリアムズF1チームが、今週末開催されるスパ・フランコルシャンでのベルギーGPに、アントニオ・ピッツォニアを出場させることを発表した。
第11戦は北欧の伝統ラリー、フィンランドが舞台。フラットな高速ステージはWRC屈指の激しいスピード&ジャンプが人気のイベント。別名フィンランド・グランプリと呼ばれるほどの圧倒的なスピードでの勝負に、地元出身のグロンホルム(プジョー)が絶好調のローブ(シトロエン)に挑む。
計算上の可能性が消滅するまで常に最後まで可能性を諦めない現ワールドチャンピオンのミハエル・シューマッハ(フェラーリ)も、フェルナンド・アロンソ(ルノー)のタイトル獲得を認めた。
昨2004年のラリージャパンでは、ワークスとして三菱は参加していなかったが、エントリー台数のトップは三菱の『ランサー』だった。05年のラリージャパンでも総出場台数90台のうち、じつに40台がランサーである(9月1日発表の暫定エントリーリストより)。
イタリアGPフリー走行中にレズモ・コーナーで大クラッシュし、頭部を強打したためにその後のレースを欠場したウィリアムズのニック・ハイドフェルド。「僕の長期的健康には何ら問題ないよ」と語ったハイドフェルド。
マーチカップEast Japanシリーズも後半戦。9月3日−4日、ツインリンクもてぎで第4戦が開催された。自動車ニュースサイト『レスポンス』などが後援するTeam SPEC7、60号車「オプトクラブ+hpマーチ」が今季2勝目をあげた。
三菱というと、パリダカなどのラリーレイドのパジェロを思い出す人が多いかもしれないが、WRCを代表とするラリーでの実力は、それに劣らぬ輝かしいものであり、戦歴にいたってはパリダカよりも古い1967年のサザンクロスラリーに遡る。
インテグラレース関東シリーズは3−4日、ツインリンクもてぎで第3戦を開催。自動車情報ニュースサイト『レスポンス』などの後援でシリーズに挑むTeam SPEC7、60号車「オプトクラブ+hpインテグラ」は追突されリタイア。