関東の大手私鉄9社は12月19日、消費税率の引上げ(2014年4月1日)に伴う鉄道旅客運賃の上限運賃の変更を国土交通大臣に申請した。いずれもICカードと切符で金額が異なる「二重運賃」を導入する。
開業すれば世界最長の鉄道トンネルとなるスイスのゴッタルド・ベース・トンネルで12月16日、初の公式試運転が行われた。同国の運輸大臣やスイス国鉄(SBB)のCEOらも出席し、約13kmの先行完成区間で走行試験を実施した。
東武鉄道は2014年4月1日から、野田線(大宮~船橋)に「東武アーバンパークライン」の路線愛称名を導入する。同社が12月17日に発表した。駅や車両の案内表示などに使用する。
ひたちなか海浜鉄道は12月17日、2014年10月の開業を予定している湊線中根~那珂湊間の新駅について、名称を「高田の鉄橋(たかだのてっきょう)」駅に決定したと発表した。
米連邦鉄道局(FRA)はこのほど、12月1日にニューヨークのメトロノース鉄道ハドソン線で発生した脱線事故を受け、同鉄道を運営するMTA(ニューヨーク州交通局)に対し、保安システムの改善など緊急の安全対策を命じた。MTAは要求を受け対策を発表した。
太田昭宏国土交通大臣は12月13日の閣議後会見で、JR北海道が9月19日の貨物列車脱線事故の直後にレールの計測データを改ざんしていたことが明らかになったことについて「正しい原因究明を阻害するもので言語道断」と述べ、今後厳正な対処を検討する考えを示した。
JR西日本と奈良県は12月12日、「古都奈良の文化財」が世界遺産登録15周年を迎えたことを記念したラッピング列車を16日から運行すると発表した。103系に装飾を施し、奈良線などで運行する。
米国ユタ州のソルトレイクシティに12月8日、路面電車「Sライン」が開業した。全長3.2km・全7駅の路線で、既存の軽量軌道交通(ライトレール)「TRAX」の駅を起点に南部のシュガーハウス地区までを結ぶ。
JRグループの旅客6社は12月12日、消費税率引上げ(2014年4月1日)に伴う運賃・料金の変更認可を国土交通大臣に申請した。JR東日本がICカードを1円単位、切符を10円単位とした「二重運賃」を申請したのに対し、他のJR5社は一律10円単位での申請となった。
富山地方鉄道(富山地鉄)は12月11日、新相ノ木駅(富山県上市町)を12月26日に開業すると発表した。これにあわせてダイヤ改正を実施。北陸新幹線の延伸開業(2015年春)に対応するため増発実験も行う。