国土交通省の瀧口敬二鉄道局長は11月29日、JR北海道に対し「保安監査の結果による当面の改善指示について(その3)」を発出した。函館本線大沼駅での脱線事故後に同省が発出した改善指示は、これで3度目。
JR九州は11月29日、同社の鉄道路線が2014年1月1~2日の期間中、1日だけ自由に乗り降りできるフリー切符を発売すると発表した。快速・普通列車の自由席が利用できる「初乗り!お年玉乗り放題きっぷ」と、九州新幹線と特急の自由席も利用できる「九州初旅きっぷ」を発売する。
災害による鉄道路線の運休区間は、11月末時点で7社17線18区間、計464.4kmとなった。10月末時点から3社4線4区間が復旧し、運休距離は66.8km減少している。岩手県の岩泉線は2014年中の廃止が確定した。
新京成電鉄は、京成電鉄千葉線への乗り入れ運転開始から7周年になるのを記念し、「京成千葉線直通運転7周年記念乗車券」を12月10日から発売する。
東京臨海高速鉄道は、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される「コミックマーケット85」にあわせ、12月29日から31日までりんかい線で臨時列車を運行する。3日間とも土曜・休日ダイヤとし、下り大崎方面10本、上り新木場方面12本を増発する。
青い森鉄道の新型車両「青い森703系」4両(2両編成2本)がこのほど完成し、11月27日に現地に搬入された。同社が新造車両を導入するのは11年ぶり。2014年3月からの運用開始を予定している。
京福電気鉄道は11月28日、京都市左京区内のケーブル八瀬~ケーブル比叡間を結んでいる鋼索線(叡山ケーブル)と、叡山ケーブルに接続してロープ比叡~比叡山頂間を結んでいる叡山ロープウェイを、12月2日から運休すると発表した。
青い森鉄道は12月2日から、朝のラッシュ時間帯に青森~浅虫温泉間で上下3本の臨時普通列車を運転する。冬季の道路事情の悪化により利用者が増えることが見込まれるため。
JR東日本は11月29日、ICカード乗車システム「Suica(スイカ)」のサービスを一部利用できる駅を増やすとともに、大都市近郊区間を新設・拡大すると発表した。2014年4月1日の初列車から実施する。
神戸電鉄(神鉄)は、年末年始に利用できるフリー切符「神鉄・高速全線 年末・年始1dayパス」を発売する。