インドで5日に開幕したデリーモーターショー12おいて、地元インドのデザインスタジオ、DCデザイン社が、スーパーカーコンセプト『アバンティ』を初公開した。
インドのデリーで5日、会場をデリー特有の朝霧に包まれながらデリーモーターショー12が開幕した。近い将来、中国を抜き世界最大の人口を抱えると予測されるインド。現在の11億人を超える人口を背景に、自動車販売台数は堅調に推移するとみられる。
トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は5日、デリーモーターショー12において、『エティオス』のレーシングカー仕様を初公開した。エティオスは、2010年12月に発売。トヨタがインドなどの新興国に向けて開発した戦略コンパクトカーだ。
マルチ・スズキは2012年春からインド国内に向けて発売する、3列シートの7人乗り乗用車『エルティガ』をデリーモーターショー12(2012デリー・オートエクスポ)に出展した。
デリーモーターショー12で、インド乗用車シェアトップのマルチスズキは、SUVコンセプト『XAα』を発表した。スポーティでマッシブなデザインで、若者をメインターゲットに需要開拓へつなげる。
インドのバジャジオートはデリーモーターショー12に超低価格車の『RE60』を出展した。RE60は、インド二輪大手で世界最大の三輪車メーカーとしても知られるバジャジオートが、そのノウハウを生かして低価格な四輪車市場への参入を図るモデル。
日産はデリーモーターショー12で、7人乗りミニバン『EVALIA』をインド発表した。インドのチェンナイ工場で生産されるEVALIAは、日本名『NV200バネット』である。日産はミニバンの世界戦略車としてEVALIAを選んだ。
13億以上の人口を抱える中国では、市場規模と同様、才能あふれる個人も相当数存在し、可能性を秘めている。
東風日産は、広州モーターショー11で中国市場に最新の『クエスト』を投入すると発表した。今回のクエスト投入を機に、中国における高級ミニバン市場の本格的な開拓と攻略につなげる。
広州モーターショー11には、他のアジアのモーターショーと同様に多数のコンパニオンが参加し、会場を彩った。