2000年のパリショーにプロトタイプとして発表された、ポルシェのフラッグシップ『カレラGT』がジュネーブショーで正式デビューを果たした。最高出力612PSの5.7リッターV型10気筒のエンジンを積み、最高速度は330km/hをマークする。市販開始は今年後半になる。
ベントレーモータージャパンは、新型車『コンチネンタルGT』をジュネーブモーターショーに出品するとともに、日本での販売価格を発表した。現時点で、全世界で3000台を受注しており、日本では90台の予約を受けている。注目の日本での価格は1990万円。
ルノーは『メガーヌII』に続く「X84」プログラムの新型、『セニックII』をジュネーブ・モーターショーで発表した。先代(初代)セニックはコンパクトミニバンのベンチマークとなったが、このモデルチェンジでさらにライバルの先を行く、とメーカーではいっている。
スバル『B11S』は観音開きのドアを持つ、4人乗りのスポーツカー。3リットルの6気筒水平対向エンジンを積み、スポーティネスと居住性の両立を特徴としている。デザインスタディであり、市販化は未定。
日産『エバリア』は新しいファミリーカーの提案。30代のヤングファミリーをターゲットにし、日産らしいアーチ型のウィンドウラインと、エモーショナルなデザインが目を引く。担当者によると『アルメーラ・ティーノ』(日本名:『ティーノ』)のデザインスタディの一つであり、このまま市販されることはないという。
ジュネーブ・モーターショーが4日、開幕した。ジュネーブに春の訪れを告げる恒例のイベントであり、ヨーロッパの自動車業界の春もこのイベントから始まる。地元に強力メーカーがいないことから“中立モーターショー”として、近年、メーカーはこのモーターショーを重要視するようになった。
富士重工業は、4日のプレスデイから始まったジュネーブモーターショーにコンセプトカーのスバル『B11S』を出展した。スバルのデザインの将来性をアピールしたコンセプトカーだ。
シトロエンは4日のプレスデイから始まるジュネーブ・モーターショーで『C2シトロエン・スポーツ』を披露する。WRC序盤戦で快進撃を続けるシトロエンは、このコンセプトカーが将来のシトロエンのモータースポーツ車両を示唆する、といっているが、もちろん量産サブコンパクトカーの予告だろう。