世界最速のレーシングサルーンと、世界最良のスポーツセダン。キャデラックの新型「Vシリーズ」、『CTS-V』と『ATS-V』をシンプルに評すると、そうなる。
日産『ノート』で注目したいのは、取り回し性のよさだ。14インチタイヤ装着の試乗車はとくにそうで、最小回転半径は4.7mの小ささ。実際に体験してみればわかるが、狭い場所でもクルッと鮮やかに方向転換をやってのける身軽さは、ほとんど軽自動車並みだ。
1年中さまざまな試乗車に接していると、自分の生活スタイルに重ね合わせたくなるクルマに出会う。『V60クロスカントリー』はまさしくそんな1台で、「ああ、いいなぁ」と独り言を言いながら試乗をしていた。
でかい。とてつもなくでかい。これがクルマのスケールかと思うくらいにでかい。3サイズは全長5195mm×全幅2065mm×全高1910mmで、どれをとっても最大級のサイズだ。
先に断っておくと、『CT6』は『CTS』の派生モデルなんかじゃない。ややこしい話だけれど、キャデラックのモデル命名法が、このCT6デビューを機にまったく変わったのだった。
ニュルブルクリンクのコース図のステッカーというと、こだわり派スバル車オーナーの定番のひとつ。ところが“イタリア”を身につけ新境地を提案してきたのが、この『WRX S4 Sporvita(スポルヴィータ)』である。
三菱『アウトランダーPHEV』で白銀の八ヶ岳を訪れた。2015年6月に行われたビッグチェンジと呼べる同車の改良の跡は、走れば誰もが納得できるだろう。
特にスズキの信奉者ではないが、最近のスズキが投入するモデルはどれも気概に満ちていて、乗り甲斐があるクルマばかりだ。新しい『イグニス』 もその例外ではない。
アウディ『RS3スポーツバック』は、本国では先代モデルから設定されていたが、日本では今回の2代目モデルが初登場。アウディのスポーツ部門を受け持つクワトロ社が開発から生産までを手がけたモデルだけに、走りのパフォーマンスは極めて高いレベルにある。
ロータスと言えばコンパクトなスポーツカーというイメージが強いが、この『エヴォーラ400』は全長約4.4mの2+2モデルだ。