今年は、20歳からはじまった私のレースキャリアにおいて最も飛躍した一年でした。それは、TCR Japan Seriesでドライブしたホンダ『シビックタイプR』のおかげであることは間違いありません。
水平基調のボンネットとボディの4隅を意識させる造形で、実車は思いのほか存在感がある。“引き算の美学”が心がけられた静かだが力強さのある佇まいで、新色のロジウムホワイトプレミアムメタリックのしっとりとなめらかな風合いが合う。
◆常に上質さを思わせるPHEV「RX450+」
◆クラウンと同じハイブリッドターボの「RX500h」は想像を超えた
◆テクノロジーオタクでなくても惹かれる魅力がある
11月16日にワールドプレミアされた新型トヨタ『プリウス』を走らせる機会を得た。まだプロトタイプ、しかも通常のプロトよりも商品化から遠い状態ということだが、嬉しいチャンスである。クルマの仕上がりのプロセスを体感できるのは、この仕事の醍醐味でもあるだろう。
◆“硬さ”は“渋さ”? 走行性能の評価を分けた乗り心地
◆『CX-5』より小さなSUVを運転しているような感覚
◆マツダ独自の哲学が盛り込まれたHMIの進化
◆PHEVに素のディーゼル&ガソリンも、味付けが楽しみだ
ホンダのBセグメントクロスオーバー『フィット e:HEVクロスター 4WD』での3400km試乗レビュー。前編では総論およびシャシー性能についてお届けした。後編では動力源であるハイブリッドシステム、e:HEVのパフォーマンスから述べていこう。
◆『CR-V』と『ヴェゼル』の間、ミドルSUVに新規参入
◆“2度観”どころか何度でも観たくなるルックス
◆上級車からの乗り換えユーザーも納得レベルのインテリア
◆気持ちに余裕を持って運転していられるクルマ
◆フィット族の異端児?「クロスター」
◆ハードウェアの完成度は抜群、だけど遊び心は
◆用途、道を選ばない走り、乗り心地のバランス
◆枯れたシステムでも最新ノートAWDにひけを取らない
そして今、正直に言おう。私は先代までクランに乗るのが恥ずかしかった。人生すごろくの最後のマスがこれか……と、まるで消化試合に突入した気分を味わうからだ。
今回、プロレーサーでテストライダー・ドライバーを務める丸山浩氏が、パフォーマンスダンパーを装着したトヨタ『クラウン』、日産『セレナ』、そしてヤマハ『MT-25』に試乗し、検証をおこなった。