シンクタンクの富士経済は、燃料電池本体の開発・商品化動向を中心に、関連する部材、インフラ技術などを持つ企業・業界を詳しく市場調査してまとめた「燃料電池関連技術・市場実態総調査 2002年版」を発行したと発表した。それによると自動車や家庭用コージェネレーションシステムの本格普及は2010年ごろ以降になると予測している。
石油情報センターが発表した石油製品価格調査によると、レギュラーガソリンの8月の全国平均価格は1リットル当たり前月よりも1円値下がりして99円となり、再び2ケタ台に突入した。
矢野経済研究所は固体高分子型燃料電池の市場規模が2010年に年間約4000億円に上るとの試算結果を発表した。家庭用、自動車用、携帯電話用に需要が拡大するという。
ボルボは妊娠中のシートベルトに関する調査をスウェーデンと米国で実施しその結果を公表した。それによると妊娠後期の妊婦ではシートベルトが腹部にずり上がってしまうといった問題を経験していることが分かった。
ボルボは、世界初となる妊婦のバーチャル衝突ダミー(コンピュータ・モデル)を開発、前面衝突のシミュレーションを開始したと発表した。
このようなクロスオーバーカテゴリに、6速のマニュアルミッションが用意されるのは意外な気もするが、「このエンジンはぜひ6MTで乗っていただきたかったので」と第2エンジン部の楠元輝明担当員は説明する。
日本自動車工業会は欧州自工会(ACEA)や自動車メーカーらと共同で「UNEP(国連環境プログラム)モビリティフォーラム・レポート」を作成し公表したと発表した。レポートは自動車産業の将来の目標と8つの課題を上げた。
日本自動車工業会は19日、10月にスタートする自動車フロン回収破壊法の準備状況を発表した。来月20日から全国の郵便局とコンビニエンスストアで自動車フロン券の取り扱いを開始する。
東京都環境局は都内144ヶ所のガソリンスタンドが9月から低硫黄軽油の供給を開始すると発表した。硫黄分を現行の軽油の10分の1にあたる50ppm以下に減らした。区部105カ所、多摩地域39カ所のガソリンススタンドで来月2日から中旬にかけて順次開始の予定。
バイオマス普及会は19日、エタノールを主成分とした自動車燃料を来年早々にも発売すると発表した。低公害という点と、主に揮発油税を課せられないことによる低価格(レギュラーよりリットルあたり10円安く売る見込み)が特徴。