今回の法改正で駐車違反取り締りについて、警察庁は花よりダンゴを選んだと言える。それが、車両の実質上の所有者に課せられた違反金(行政制裁金)の創設だ。
改正道交法では、駐車違反などでレッカー移動された車両の保管期間が1カ月に短縮された。現行では3カ月だった。
3日、本会議で成立した改正道交法だが、早くも次の検討課題が浮上している。ポイントは、自転車に乗る幼児のヘルメットの義務化。民主党の山花郁夫代議士が提言した。
2003年度に実施した地方からの提案型社会実験の結果を、国土交通省道路局が発表した。一般道路の渋滞や沿道環境の改善などの課題に対し、有料道路における弾力的な料金施策が最も効果的であることがわかる。
3日未明、大阪府大阪市東成区内の府道で、付近で頻発する車両荒らし犯罪を警戒中の捜査車両(覆面パトカー)が、通りがかった男に助手席のガラスを割られるなどの襲撃を受け、車内に置いてあった手錠入りのセカンドバッグを奪われるという事件が起きた。
愛知県警は2日、幼稚園や保育園へ園児を送迎するクルマをターゲットに車上荒らし犯行を繰り返していたとして、61歳の男を窃盗容疑で逮捕した。男は約100件の犯行に関わったことを大筋で認めている。
道路交通法改正案は、3日午後からの衆議院本会議にて採決、賛成多数で可決・成立した。法律の公布は、4日の閣議で「6月9日」に決定される見込み。これにより法案に盛り込まれた各施策の施行スケジュールが確定する。
宮崎県警は2日、職務質問を行おうとした警察官の腕に噛み付いたり、クルマで引きずるなどして重傷を負わせたとして、すでに別の公務執行妨害容疑で逮捕されている20歳の男2人を殺人未遂容疑で再逮捕した。
「改正自動車NOx・PM法」の適用逃れと知りつつ、顧客から依頼を受けるままに、トレーラー10台を規制対象エリア外に移転登録させていたとして、兵庫県警は2日、日野自動車のディーラーを電磁的公正証書原本不実記録幇助の容疑で家宅捜索した。
2日朝、和歌山県海南市内の国道42号線で横転した大型トレーラーから丸太33本が下を走るJR紀勢線の線路に落下。約15分後に現場を通過した快速電車がこれに乗り上げて脱線した。この事故で電車の乗客など13人が軽傷を負っている。