兵庫県警は23日、農家の前の市道に許可無く鉄くいを打ち込み、トラクターを通れなくするなどして農作業の妨害をしたとして、加古川市に在住する60歳の男を威力業務妨害の疑いで逮捕したことを明らかにした。
国の自動車検査場で不正車検が発覚した問題は、検査官の贈収賄事件に広がる可能性も否定できず、国土交通省の担当者は「そういうことはないと思うが…」と困惑している。
厚生労働省は23日、昨年1年間に働き過ぎによる過労死や病気を理由に、全国の労働基準監督署に労災申請した690件のうち、認定された件数が143件であることを明らかにした。統計を取り始めた1987年以降最多で、昨年よりも58件増加している。
警視庁は23日、警察無線を傍受してカセットテープやMD、CD-Rなどに収録し、インターネット上で販売していたとして、東京都大田区に在住する30歳代の男を電波法違反(秘密漏洩)の疑いで逮捕したことを明らかにした。
茨城県警は23日、先月下旬から石岡市内の常磐自動車道で相次いでいた異物投げ込み事件の容疑者として、今月2日に窃盗容疑で逮捕した16歳の少年2人を高速自動車国道法違反の疑いで再逮捕したことを明らかにした。
23日早朝、秋田県秋田市でバイクに乗った男性がワイヤーで首を切断し、即死するという事故が起きた。駐車場への進入を禁止するために張ってあった太さ7ミリのワイヤーの存在に気づかなかったらしい。秋田県警では事故の状況などを詳しく調べている。
今年7月に独立行政法人となる国の車検場の「中期計画」が明らかになった。混雑具合を公開するなどして検査待ち時間を短縮するほか、バリアフリー化など施設の改修も進める。規制緩和で増えている不正改造車を減らすため、街頭検査の回数も増加させる。
国の車検場で不正車検が明らかになり、所管の国土交通省は「独立行政法人化が7月に迫っている」と対応を急ぐ方針。車検場に警備員を置いたり、“クレーマー”への対応マニュアルを整備するなど、対策を急ぐ、という。
国土交通省は、道路整備の迅速化とコストダウンのため、地域事情などに応じて道路構造を選べるようにする検討に入った。道路構造令を見直すなどし、来年度から本格的に導入していく。