警察庁交通局は、お盆期間中(8月10〜19日)の交通事故発生状況をまとめた。
お盆休みが明けてきょうから「仕事モード」に切り替える人も多い。中国ではトヨタ車など路上の日本車をボコボコに壊するなどの過激な反日デモがエスカレートしている。
8月16日午後6時35分ごろ、大阪府岸和田市内の国道26号で、緊急走行中の救急車が交差点を右折しようとしたところ、対向の直進車と接触する事故が起きた。救急車は2分後に走行を再開したが、別の事故で受傷し、搬送中だった9歳男児は収容先の病院で死亡している。
8月16日午後5時20分ごろ、三重県桑名市内のパチンコ店駐車場で、生後5月の男児が駐車中のクルマに放置され、熱中症などが原因で死亡する事件が起きた。警察はこの男児の母親で、同市内に在住する45歳の女を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕している。
今年5月、運転操作ミスから静岡県熱海市内の県道で中型トラックを暴走させ、7人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転過失傷害の罪に問われた57歳の男に対する判決公判が8月16日、静岡地裁沼津支部で開かれた。裁判所は執行猶予付きの有罪を命じている。
8月15日午後9時20分ごろ、高知県津野町内の国道197号で、前走車を追い抜いて自車線へ戻ったワゴン車が道路左側の縁石に乗り上げ、その弾みで横転する事故が起きた。この事故で10歳の男児が死亡。運転者を含む4人が軽傷を負っている。
8月15日午前11時30分ごろ、東京都立川市内の国道20号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と接触、さらにその後ろを走行していた三輪バイクと衝突する事故が起きた。この事故でバイクの運転者が死亡している。
浜松市は、5月10日から6月15日まで「バイクのふるさと浜松」をテーマに原動機付自転車オリジナルナンバープレートのデザインを募集、選考委員会での審査を経て採用作品が決定した。
内閣府は8月16日、治安に関する特別世論調査を発表した。約6割が日本は安全・安心な国だと思っており、「誘拐や子供の連れ去り、いたずらへの不安」は、2006年の調査と比べ11.2%減少していることが明らかになった。
環境省は、熱中症予防対策として全国各地の暑さ指数(WBGT)予報を公開している。予報によると、東京、横浜、大阪では、午後12時に「危険」数値の31度に達し、名古屋、福岡では、32度まで上がる予報。外出を避ける、運動を中止するなどの対応が必要だ。