首都高速道路は、東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)に伴う通行止めを一部解除した。
経済産業省が11日23時現在確認できた地震被害情報によると、東北電力(11日21時現在)管内では約440万戸で停電と推計される。青森県、岩手県、秋田県、宮城県の全域、山形県のほぼ全域、 福島県の一部地域で停電中(新潟県は停電無し)。
国土交通省が11日20時30分現在確認できた空港の状況によると、羽田空港は、11日16時03分に運用を再開していたが、羽田行きの飛行を停止(11日20時~24時の間)している。また、延長の可能性があるという。
国土交通省鉄道局によると、11日午後10時40分現在で、再開予定が不明の鉄道は以下の通り。
東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)の影響で関東地方のほとんどのJR、新幹線、私鉄、鉄道が運転を見合わせた影響で、自宅に帰れない帰宅困難者が多数出ている中、首都圏の駅周辺では、バス、タクシーに長蛇の列が出来ている。
トヨタ自動車系のセントラル自動車は、今年1月から操業を開始したばかりの宮城新工場が3月11日に発生した東北太平洋沖地震(東日本大地震)の影響で操業を停止した。
日産自動車は11日、12日と13日に一部予定していた工場の操業を見合わせると発表した。グローバル本社を含む全工場/事業所の14日以降の稼働については、12日の状況(サプライヤーを含む)を確認した後、判断するとしている。
NEXCO東日本東北支社は11日、管内の青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、6県の高速道路(東北道:白河IC以北、常磐道:いわき勿来IC以北)の状況を公表。一部の区間を除いて、ほぼ全ての高速道路で通行止めとなっている。
NEXCO東日本は、11日21時現在の道路状況などを発表した。同社は今回の地震発生を受け、関東支社内に関東支社災害対策本部を立ち上げた。
ホンダは、東北地方三陸沖を震源とする地震の11日19時時点の被害状況を公表した。