日本鉄鋼連盟の林田英治会長は3月23日、定例会長会見で2012年度の粗鋼生産量について輸出が不透明だが「昨年と輸出が同じなら1億0400万tレベル。アジアの市況が回復すれば今年度(2011年度)並みが見込める」との見方を示した。
トヨタ車体は23日、トヨタ車体グループの子会社6社とともに、愛知県が推進する「企業の森づくり」事業について協定を締結したことを発表した。
「カーテレマティクス(通信装置を用いた自動車の双方向コミュニケーションシステム)はクルマを素晴らしくするために、なくてはならないツールとなった。テレマティクスがクルマのセールスを左右すると言っても過言ではない」。
信越化学工業は、中国福建省にレアアースマグネットの中間原料であるマグネット用合金を製造する新会社を新設したと発表した。
三菱自動車が軽自動車の『パジェロミニ』の生産をこの6月で終了するという。今年2月末時点で累計約48万台を販売したが、18年の歴史に幕を下ろすことになる。
デンソーは22日、情報・システム開発のアイネット社と、3次元画像の生成・解析技術を活用したソフトウェアやサービスなどを提供する同社の3D事業部を買収することで合意したと発表した。
マツダは22日、第三者割当増資で発行する新株式数が確定したと発表した。SMBC日興証券を割当先に新株式1億1925万株を発行する。払込金額は1株当たり118.88円で総額141億7644万円。第三者割当増資後の発行済株式総数は29億9937万7399株。
日本航空は、最新鋭機であるボーイング「787-8」機材の初号機を3月25日に米国ボーイング(米国シアトル)から受領すると発表した。
帝人は、熱可塑性樹脂を使用した炭素繊維複合材料(CFRP)を自動車構造材として用途開発を推進するとともに、業務提携したゼネラルモーターズ(GM)との共同開発を本格化するための研究開発センターを米国に新設する。
トヨタ自動車の豊田章男社長は22日、都内でメディア各社と懇談し、円高の修正が進む為替水準について「トヨタの(安定収益確保の)実力は、1ドル=90円から100円であり、円高が緩和された水準とはいえない」と語った。