マツダの小飼雅道社長は「新年のご挨拶」(年頭所感)で、2016年の振り返りと2017年の抱負を述べた。2016年に「構造改革ステージ2」が始まり、2017年には「打順は再び先頭打者に戻」るという。
日本自動車工業会の西川廣人会長(日産自動車共同CEO)は1月5日に都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で主催者を代表してあいさつし、「変化をビジネスチャンスとしてとらえ、その結果、日本市場に活気をもたらす」と述べた。
トヨタ自動車の豊田章男社長は、スマートフォンと自動車をつなぐ技術の標準化でフォードモーターと企業連合を設けることについて「自動車業界も今、大きな局面にきている。いろんなことで協力しないといけない。その大きな第一歩になっていくことを期待したい」と述べた。
アメリカ次期大統領のドナルド・トランプ氏は、5日に自身のTwitterにおいて、トヨタ自動車が建設を進めるメキシコの新工場について、同社の方針を強く批判するツイートを投稿した。
ホンダの八郷隆弘社長は1月5日に都内で開かれた自動車工業団体賀詞交歓会で報道陣の囲み取材に応じ2017年の見通しについて「薄曇り」としながらも、「北米と中国中心に新しいクルマも用意しているので、これに向かってチャンスかなと思っている」と述べた。
ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ボッシュは1月4日、米国ラスベガスで開幕したCES 2017において、新型家庭用ロボット、『Kuri』を初公開した。
ボーズ(Bose)は1月4日、米国ラスベガスで開幕したCES 2017において、ボーズ独自のサスペンション技術を搭載した自動運転車のシミュレーションデモを行った。
日本自動車工業会や日本自動車部品工業会など自動車工業4団体は1月5日、都内のホテルで恒例の新春賀詞交歓会を開いた。
トヨタ自動車の豊田章男社長は1月5日、新工場の建設などを進めているメキシコでの生産体制について「いろいろなものをよく見ていきたい」と述べ、米国のトランプ次期大統領の通商方針などを注視する考えを示した。
「今年1年おそらく平穏ではなく、タフでチャレンジングな年になると考える。それを上回るタフで強い事業展開を行い、変化をビジネスチャンスとしてとらえて、その結果日本市場に活気をもららす。そのように会員各社と取り組んでいきたい」