新色という“リフレクティブオレンジメタリック”は、ポップなオレンジか!?と思いきや、メタリックの効果で、陽射しにより表情の変化が楽しめる。白や黒やシルバーだけでなく、こういうニュアンスのある色でもぜひ乗りたい…そんな色だ。
今は幅広く、数多くのラインアップを敷くアウディ。その中から「どれか1台を選びなさい」と言われたら、レポーターは迷わず「『A3』のセダンをぜひ!」と答える。本当にいいクルマだ、と思うからだ。
最新ルックを纏った『ジュリエッタ』。ロゴが新しく、「ヴェローチェ」ではダークグレーのグリル、赤いラインの入ったバンパーなどがこれまでとの違いをアピールする。
500万台が生産されたというBMW『5シリーズ』の歴代モデルが並ぶと実に見ごたえがある。ベンチマークだとかライバルに振り回されることなく、アッパーミドルセダンとして初代から変わらぬ自身のポジション、コンセプトを貫いてきたことが無言のうちに伝わるからだ。
試乗時の実走燃費は15.0km/リットル。カタログ燃費(14.6km/リットル)を上回ったばかりか、とくに省燃費運転を心がけずにこの値なら日常的にも乗りやすいのではないだろうか。
キャデラックのフラッグシップというと、ふた昔前(?)の四角く長い『フリードウッド』などを連想する。が、今やこのいかにもスマートな『CT6』こそ、そのポジションにある…のである。
濃紺のボディ色とアルミホイールのデザインをみて「マイナーチェンジ版だ!」と見破ったアナタは、かなりの“現行『パンダ』通”だ。そういう人はシルバーのミラーカバーもオプション設定だとわかるのかも知れない。
某イタリアンセダン3車種・計4台を乗り継いだ立場から言うと、この国のクルマはたとえセダンであっても“我が道を行く”だなぁ…と実感させられる。
『スマートブラバス』は、初代スマート(クーペ)の頃から設定のあるモデル。ブラバスの名のもと、エンジンやサスペンションなどが独自に設定されたスペシャルな位置づけのモデルだ。
“ストロング”がテーマという「スティングレー」の顔つきは、シボレー系というか、異様なほどの大胆さだ。個人の好みの領域の話かもしれないから、存在感は確かに相当ある…とだけ書いておこう。