『マツダ3』から遡ること2銘柄。前身の『ファミリア』時代にとくに人気を博したのが5代目だった。
◆ヤンチャ系ではなく上質な位置付けに
◆ブラック基調のインテリア
◆操舵フィーリングにしっとりとした手応え
◆あっさり、シンプル、プレーン
◆軽の水準を上回るシートの感触
◆ノンターボでも余裕の街乗り
ファストバック同様、セダンも写真より実車を目の当たりにしたほうが“目指した方向”が理解しやすい。とくにサイドビューは最終型『アクセラ』のセダンに較べずっと伸びやかで、上級の『マツダ6』に迫るセダンらしいフォーマリティも身に付けた。
“Car as Art”が理念の『マツダ3』だが、写真で見るのと実車を目の当たりにするのとでは随分と印象が違う。もちろん実車の、あたりの空気を変えてしまう凛とした存在感は、実車でこそ伝わってくるというものだ。
「あんなクルマもあったなぁ」「いい時代だった」…当時、憧れを抱いて手にしたカタログのページをめくりながら“在りし日”を振り返る。新連載『懐かしのカーカタログ』第3回目は、3代目ホンダ『アコード』だ。
◆「940」を思い出させる取り回しの良さ
◆人間、贅沢に慣れてはダメである…
◆499万円のプライスタグは魅力的というほかない
試乗車は『CX-5』に特別仕様車として設定される“XD Exclusive Mode”。座った瞬間にまるで上級サルーンのような上質感を味わわせてくれるナッパレザーシートは、しなやかさ加減としっとりとした感触がよい、このモデル専用の装備のひとつだ。
「あんなクルマもあったなぁ」「いい時代だった」…当時、憧れを抱いて手にしたカタログのページをめくりながら“在りし日”を振り返る。新連載『懐かしのカーカタログ』第2回目は、いすゞ『ビークロス』だ。
◆セダンに相応しい「心地いい系」の雰囲気
◆今こそ「コンチェルト」の作風を
◆ワインディングの身のこなしは「シビック」が一枚上手