試乗車は「プレミアム」。従来モデルにも設定があったグレードで、ネーミングのとおり“コンパクトな上級車感覚”が味わえる仕様である。シャイニンググレー・メタリックの実車は、暗すぎず、しっとりといい色味が存在感のある雰囲気だった。
◆なかなかシブいモデルチェンジである
◆機能重視のデザインになったインテリア
◆CVTでも「かなりイイ感じ」なRS
『Cクラス』と同等のプレミアムミドルサイズSUV……というのが『GLC』の位置づけだ。さらに『GLCクーペ』は、クーペとしてのスタイリッシュなフォルムとSUVらしい存在感を両立させたモデルである。
近年のアルファロメオにとって、日本市場でももっとも輝いていた一時代。実は筆者もこの中では3車種/4台のV6を乗り継ぎ、こよなく懐かしいのだが、“あの頃の…”シリーズの第3弾として、今回はアルファロメオをお届けする(年号は日本登場時)。
◆メルセデスベンツ最大のラグジュアリーSUV
◆インテリアの質感、操作にも優雅さ
◆走りもやはり“Sクラス”
◆BMWとしての新しい“キャラ”を打ち出している
◆自然の摂理に則った軽快感が味わえる
◆グランクーペ最小モデルの実用性は
前回のBMWに続き、今回はメルセデスベンツの少し懐かしい時代を振り返ってみたい。『Sクラス』といえばこの世代といったW126や、人気のW124、190Eが現役だった頃だ。
『A4』にアバントが登場したのは1992年のことで、それは前身にあたる『80』時代の「B4」と呼ぶ最終世代の時だった。最新モデルは「B9」だから、実に6世代にわたって変わらず設定され続けてきたことになる。
◆3気筒1.5リットルターボから4気筒2リットルターボへ
◆6気筒か!?と思わせるスムースな回転の上昇
◆セダン以上に快適な後席の着座ポジション
2019年の導入時に試乗したのは、6気筒を積むトップモデルの「M40i」だった。対して今回は4気筒車。果たしてその走りっぷりは?と思い試乗に臨むも、その差は想像以上だった。