「フロントフェンダーからリアフェンダーに向かって少しずつ上がっていくプレスラインは火花をイメージしているのです。そして、リアピラーの斜め45度のラインは推進力を表しています。そうすることで、全体のダイナミズムを意識させるようにしたのです」
「これは僕の情熱の結果なんです」と話すのは、ルノー『コレオス』プロジェクトマネージャー、フランソワ・ローランさん。
新型メルセデスベンツ『Eクラス』のデザインテーマは「伝統と革新の融合」。これまでのEクラスらしさを残しつつ、最新のメルセデスのデザイン哲学を取り入れたものだと、メルセデス・ベンツ日本、商品企画・コンプライアンス部商品企画2課の坂井正剛さんは話す。
「助手席前のダッシュボード周りは苦労しました」と話すのは、ルノー『コレオス』プロジェクトマネージャー、フランソワ・ローランさん。
ルノー初のクロスオーバーである『コレオス』。最初に考慮したのは女性にも受け入れられるデザインにすることだったとは、ルノーコレオスプロジェクトマネージャー、フランソワ・ローランさん。
3代目(新型)トヨタ『プリウス』のエクステリアデザインで意識したのは「陶器質感」、と話すのはトヨタ自動車デザイン部の大石悦也さん。
「何もしないとミニミニバンや古臭い3BOXになってしまうディメンジョンを、どうやって存在感あるデザインにしようかと考えたときに、ロアボディとキャビンの比率というところに着目をしました」そう語るのは商品企画本部デザイン部リードデザイナー、磯村晋さん。
アウディ『Q5』の側面には、ヘッドライトの縁から伸びて、ボディ中心あたりで少し薄くなり、またリアに向けて強くなっているプレスライン、キャラクターラインが走っている。
スバル『レガシィ』が誕生して20年。5代目になったレガシィは、「レガシィらしさ」を追求した結果、このデザインが生まれたという。
「世界の人たちに認知されたトライアングルシルエットは継承しながら、空力を重視したデザインにしました」と話すのは、新型トヨタ『プリウス』のデザイン開発を担当した、トヨタ自動車デザイン部の大西悦也さん。