1990年から通ってきたジュネーブショー。見慣れた景色ではあるのだが、こんなに人がいない静かなパレクスポはもちろん初めてだ。昨年まではその存在を意識もしなかった大きな搬入/搬出口から場内を覗くと、各社のブースはかなり解体が進んでいる。
マツダ初の電気自動車、『MX-30』はインテリアやカラーのデザインでも従来にないデザインにトライしている。例えばショー展示車のボディカラーは、『CX-3』で初採用したセラミックメタリックを基本に、ピラー周りはガンメタ、ルーフはブラックというスリートーンだ。
東京モーターショー2019でマツダが発表した電気自動車『MX-30』。「あれ?」と思った人は少なくないだろう。最新の『マツダ3』や『CX-30』とは、デザインのテイストが明らかに違う。
◆日本車メーカーはホンダのみ
◆出展が減り「体験型」へシフト
◆東京モーターショーが学ぶべきことは少なくない
韓国の起亜自動車は9月6日、カリム・ハビブをデザインセンターのヘッドに迎える人事を発表した。ハビブは先月までインフィニティのデザインディレクターだったデザイナーだ。
ピニンファリーナが新たな観光列車のデザインを発表した。2020年12月からスイス・アルプスで運行する。
バイクのデザインを、プロの指導で体験する。バイク好きでなくても、デザインを学ぶ若者にとってこれは貴重なチャンスだ。「二輪デザイン公開講座」が今年も開催され、31名の学生がバイク・デザインの基礎に取り組んだ。
時代を考えれば、新型スープラがハイブリッドであっても不思議はない。多田哲哉チーフエンジニア(CE)へのインタビューの後編は、「なぜ電動化を選ばなかったか」という話題から始めよう。
トヨタとBMWは2011年、リチウムイオン電池の共同研究などで技術提携。翌12年6月には、電動化や軽量化、スポーツカーへと協力関係を広げることが発表された。そのスポーツカーの協業から生まれたのが新型『スープラ』である。
もはや旧聞だが、ジュネーブショーでマツダが発表した『CX-30』。私にとって意外だったのは、この車名だけではない。あれ?もっと「凛」でくると思っていたのに…。